Merry Christmas

12月。
11月では気の早いカンジのする店舗店頭のクリスマスデコレーションも、12月ともなればもう『解禁』だろう。

キリスト教を信仰しているとか、キリストの聖誕祭とかそんなのはどうでもよくて、商売人ならボーナス直後のこの時期をおいていつ商売するのだ、だし、普段は味も素っ気もない店までさりげなく飾り立てる様は見ていてワクワクしてくる。
つまり、あまりキリスト教に馴染みのない日本人にとっては、神聖なものというより『ワクワクするイベント』といった位置付けなんだろう。

ニューヨークの高級ブランド店はじめ111もの店舗のクリスマスデコレーションが、ある1人(1社と言った方が正確かな?)のイベンターの手によってされているそうだ。
自由の国アメリカなんだから、競合するプランナーが居てもおかしくないのだが、新年1月から来年のクリスマスデコレーションに取り掛かるというのだから、新規参入は難しそうだ。
しかも今年の出来栄えを見て来年の発注がされるらしいし、モデルケースとなす有名店舗はほとんどがソコ、ともなれば、しばらくは一極集中の状況は変わらないだろう。

アメリカ人の、しかも富裕層向けの商売だし、彼らにとっても絶好のビジネスチャンスだから一概には言えないが、アメリカの景気が失速してコストカットがトレンドになった時がタイミングかなと思いながら、自分ならどんなデコレーションを提案するか考えていた。
そんな、コテコテの日本人でもワクワクするものが、『クリスマス』らしい。

とはいえ、今年のカルティエのデコレーションは秀逸だった。
あれには、敵わないなぁ。

デコレーションドーナツセット(ノーマル)
320円 / いいなショッピングモール