暑いですねぇ

この時期になると誰と会っても「暑いですねぇ」って挨拶から始まるけど・・・
夏 は 暑 い ん だ よ !
毎 年 毎 年 、 こ の 時 期 は 暑 い ん だ よ !

インターFMで毎朝やっているGood Morning Garage(GMG)という番組で、出演のガイジンたちがこんなことを言っていた。
この時期にコート着るぐらい寒ければ話題にもなるが、例年通り暑いというのは珍しくもなんともなく、それに対してなんと返事をすればいいのか、というハナシだ。
まぁそれはそうなんだけど、他の引き出しはさておき話題にしたくなるくらい、夏の暑さが本番となってきた。

夏本番といえば夏期講習。
大学受験を目指すなら、高校一年夏の「夏期講習」から、と言われている。
(まぁそんなコトは知らなかったので、ワタシは高1の夏をマッタリ過ごしてしまい、休み明けに同級生が皆夏期講習の話をしていて、イヤな汗をかいた上にその後苦労するハメになったのだが・・・。)
そんな夏期講習の異変を伝えるこのニュース
河北新報ニュース 夏期講習0円戦争突入 仙台圏学習塾、生徒争奪熱く
http://www.kahoku.co.jp/news/2007/07/20070724t13027.htm
大手秀英予備校の仙台圏進出に伴う0円セールに、地元のあすなろ学院、小松塾、能開センター宮城本部、チャンプ学習スクール、進学会仙台本部などが対抗して、新学期以降の有料学生の争奪戦を繰り広げるという。
対象が小学5〜中学3年生というコトなので、必ずしも「大学受験」というワケではないのだが、少子化の世の中で生徒を確保できない進学塾は当然淘汰される運命にあるワケで、無風よりもむしろ大手の進出により波風が立ったくらいの方が好ましいと言える。
この対象が「中3まで」とされているのは、高校受験である程度子の能力を見極めた親が、子の教育にかける費用を抑える(つまり市場が縮小する)からだろうか。

高校受験までは努力でなんとかなる部分も、大学受験レベルとなると素質と記憶力を問われることとなる。
抜きん出た素質と記憶力がないなら、スタートを早く切って補うしかない。
高1の夏の夏期講習と模擬テストには、「無限の可能性」なんてキーワードとともに受験勉強をしていたあの頃が思い出されて、なんとも甘酸っぱいカンジがする。
大学合格が、人生のゴールではないんだけどね。