そして、大惨事へ

dubrock2008-07-14


昨日の続き)
結局、「10匹980円」のカージナルテトラは「エサ」としては高いんじゃないかというコトになって、「10匹180円」の「エサ用メダカ」を買って来た。

すこし、おまけしときました。w

店員さんに含み笑いをされながら、その「エサ用メダカ」を手渡されたワタシは、ついに「熱帯魚マニア」として認められたというコトだろうか。
ともかく、帰って早速ピラニア水槽へジャボン、と思ったのだが、いちどに10数匹は多すぎる。
しかも昨日の生き残りのカージナルテトラも2匹いるし。
(外出中に3匹がやられたらしい。)
なのでまたまた、隔離用の小瓶に半分、残り7匹ほどをピラニア水槽へ入れるコトにした。

「エサ用メダカ」は、自分が「エサ用」だと知ってか知らずか、結構図々しくナッテリーさんの前を泳ぎ回る。
例によって新顔にビビって寝床に隠れたナッテリーさんの、その寝床にも入る勢いなのだ。
ほんの数十分で、ナッテリーさんの「野生」にスイッチが入った。
最初は、まるで遊んでいるかのようにメダカを啄ばんでいたナッテリーさんも、ついにメダカを水槽の角まで追い詰め、そして一気に丸呑みにしてしまったのである。

しかし他の「エサ用メダカ」に、さしたる緊張感も見受けられない。
やはりコイツらは、「エサ用」として食われる自覚を持っているのだろうか。

そして・・・

2匹目は、豪快に頭からいった後、胴体部分で食いちぎるナッテリーさん。
主を失ったメダカの後半部分が水底に沈むなか、満足したのか寝床に戻ってしまった。

一部にショッキングな映像が含まれますので、お子様や心臓の悪い方などはご注意ください。

その豪快で獰猛な捕食シーンを目の当たりにしたワタシは、ピラニア水槽を離れひと風呂浴びてくることにした。

これが現実、これがラニ

やっぱりペットは、暢気に鯉のエサぐらいを啄ばんでいたほうが、いいようである。

生餌(いきえ)禁止ー!

風呂上りのワタシに嫁がそう宣告する。
なんでも、「エサ用メダカ」を買いに行ったのを知っている嫁は、その後の様子を見ようと、ワタシの入浴中にあろうことかピラニア水槽を覗き込んだらしい。

と、目前に漂う主なきメダカの胴体・・・。○| ̄|_

食べ残しもしばらくすれば平らげると安易に思い、そのまま放置したのがマズかった。
なんの前置きもなく、そんな残骸を見てしまった嫁は食傷気味。

「ま、ホラ、鯵のアタマ落とした時みたいなもんだよ」とは言っても、さっきまで泳いでいたメダカの無残な姿は、ワタシからしてもやっぱりショックである。

食べれる?

翌朝には、生き残った3匹のカージナルテトラもろとも「エサ用メダカ」第一小隊を全滅にし、隔離用小瓶のメダカをガン見するナッテリーさん。
一晩でかなりの量を仕留めたコトになるが、今度は食べ残しも見当たらない。

アレ!?ピラニアって夜行性だっけか?

そんなコトを考えながら、次回隔離している「第2小隊」の投入は、平日の日中、カミさんが居ない時を見計らってしなくては、と心に決めた。

しかぁし、3センチほどの雑魚が、たった2ケ月でここまでになるとは、なんとも驚きである。