硬度1400mg/Lの天然炭酸水

ゲロルシュタイナー

ある日届いた小包は、500ml入りペットボトルワンケースだった。

これは・・・

サッポロから新発売の天然炭酸水「ゲロルシュタイナー」。
これのサンプル応募に当たったらしい。
早速試してみる。

と思ったが、相手は「硬度1400mg/L」、つまり「硬水」である。
水と言えば「軟水」の日本ではあまり知られていないが、ヨーロッパでは湧水と言えば「硬水」がほとんど。
「硬水」とは、水に溶けているミネラルのうち、ナトリウムとカルシウムの量を数値化したもので、通常は硬度が100未満を軟水、100から300を中硬水、300以上が硬水と呼んでいる。
で、ナトリウムにカルシウムを多く含んでいるというコトは、ま、ある意味「リアルミネラルウオーター」なのだが、石鹸が泡立ちにくかったり、飲んでも胃にもたれたりと、正直なトコロ「軟水」の方が人間には優しかったりする。

では何故、そんな飲みにくい硬水をわざわざペット詰めして売るのか?

なのだが、この吸収に時間がかかり、つまり「もたれる感じ」のする「硬水」は、つまり「腹持ちが良い」というコトで、ナニかと体型が気になるこの時期の「ダイエットにキクー」と重宝されているらしいのだ。

そんなワケで、冷蔵庫で十分に冷やしてから、試してみる。

(*´∀`)ゲフ

この炭酸が「自然に溶け込んだもの」であって、「汲んだ時から入っていた」というのだからスゴイ。
そして、「まろやかな水」を「美味しい水」とするならば、決して美味しい部類ではない「硬水」を、その自然に入った炭酸が飲みやすくしているのだから、自然ってたいしたものである。

ただ、「500ミリペット一気飲み」は結構ツライ。
やっぱり「ダイエット水」なのである。
この夏店頭で冷えた「ゲロルシュタイナー」を見かけたら、是非一度お試し頂きたい。