一富士、二鷹、三茄子

dubrock2009-01-06

「おめでたいもの」を「おめでたい順番」に並べたものらしいが、・・・。

元旦から晴天に恵まれ遥かに富士山が望めたので、「その絶景をもう少し近くで」とその一心で、一路中央道から河口湖ICへと向かったのが午後の1時。
とうに通勤割引の時間帯を外れていたので、まあ「帰り」だけ半額になればいいかと利用した八王子から河口湖までの料金は「950円」。
よくよく聞けばそれは、NEXCO中日本の「休日昼間割引」というものらしい。
思わず「行き」の高速代半額に気を良くした一行は、勢いで4合目までしか登れないと念を押されているのに「富士スバルライン」を駆け上がったのである。

この4合目パーキングがまあ最悪。
肝心の富士山頂が拝めない上に小汚いトイレ、そしてボッタクリの売店
3合目からのこの景色

3合目から

これが唯一言わなくても「富士山だな」と分かるものだった。
そんな、「山頂が見えないなら『見えない』って最初から言ってよ!お金返して!」という毒を、新年早々3合目のパーキングに居合わせたマダムと交わしながら、「日没前までに本栖湖」を目指したのが午後3時のことだった。

何故本栖湖なのか。

まあ一言で言えば、「綺麗だから」。
なのだが、日没まで間が無いのに麓の河口湖や途中の精進湖をスルーしてまで目指す理由は何なのか。
その答えは、

本栖湖から

「来れば分かるさ」なのである。
この絶景を、3合目のマダムにも見せたかった。
それだけが、心残りである。

そんなワケで、お正月は元日から縁起の良いものを拝んだ2009年。
今年はどんな年になるのであろうか。