とんだエコ
その後日談。
結局水力発電所は取水許可を取り消され、操業していないらしい。
この発電所の電力で動いていたのが、山手線などの首都圏各線。
今はそうでもないが、これから暑くなった夏場のラッシュ時が、電力消費のピークとなるらしい。
その不足分をどう補うか、というのが、このハナシの最大の関心事であった。
とはいえ、公共も公共の交通機関。
なんだかんだ言っても、<b>夏前には取水が再開されるんじゃね?</b>
なーんて軽く考えていたのだが…
そういう結論になったそうだ。
<b>火力発電所をフル稼動て…</b>
その為にJRは、予定されていた定期補修を9月以降に延期。
さらに最悪で2基まで同時にダウンした時も、東電が不足分を供給するハナシがついているのだという。
<b>あれ!?
「とりあえずそういうこと」で、JRも社会的責任を取るというコトなのだろうが…
うん、分かる分かる。
川崎の火力発電所は最新鋭の設備を誇り、粉塵に煤煙は「ほぼゼロ」なんだろう?
それは分かってるさ。
でも、重油燃やして発電することに変わりは無かろう?
なら二酸化炭素が出ないワケは無かろう。
そんなワケで、残すべきは信濃川上流域の生態系なのか、はたまた地球環境なのか、ワケが分からなくなった今日この頃。