ホニャララ積み立てコツコツ♪

dubrock2009-04-10

先日、生命保険の生存給付金が支給された。
この、「思いがけない一時金」が結構おいしかったので、これを機会に「積み立て」なんて始めてみようと思った。
とはいえ、ワタシもいちおう「FP」。
ほとんどゼロ金利の銀行定期積金では芸がないし、予定利率0.5%の年金保険ではつまらない。

ココはいかにも「FP」といった、高利回り、とはいかないまでも、目新しい金融商品で積み立てしてみたいものである。

そう思って最初に思いついたのが、テレビでもよく宣伝してた「金の豚と銀の豚の純金積み立て」。
なんでも「今ならキャンペーン中」というコトで、ご成約者に商品券プレゼントらしい。

早速資料を請求してみると・・・

買い付けの度に手数料取られるんやね・・・。

いえね、「純金積み立て」つっても帳簿上のハナシで、実際には金なんか買わずに、預かったカネを積み上げていくものだと思ったんですよ。
イメージ的には。
「イメージ的には」ですよ。
それが毎月の買い付けの度に手数料と知って・・・

なんでオノレのゼニ預けて手数料やねん!?

っていうのがどうしても納得できなくて、ボツになったんですよ。
ま、「確定利回り」というのは無くても、つい先日大暴落して「ほぼ半値」になった金相場。
投資するなら面白いと思ったんですけどねぇ。
残念です。

そんなある日、飛び込んで来たのはMRIインターナショナルの「MARS投資」というハナシ。
MARS投資とは、

医療機関が保険会社に診療報酬を請求する権利=「MARS(診療報酬請求債権:メディカル・アカウント・レシーバブルズ)」に対する投資商品
というコトなんだけど、そんなモノに投資してなんで利益が出るのか分からない。
分からないながらも、「固定利率6.0%〜」なんてまさに「オレが探してたヤツ」じゃないですか。

ナニ?
「あやしい」とか言わないのっ。
ってか言わせないっ。

ま、人間得体の知れないものには防衛本能が働くというか、最初は拒絶するものですよ。
そういうものです。
そんなワケで、MARS投資
なんでも、「医療機関が保険会社に診療報酬を請求する権利」を医療機関から買い取り、代わりに保険会社に請求するコトによってサヤを抜くモデルであって、出資金はその買い取り資金にのみ使われる。
また保険会社が倒産の場合も一定額は政府の保証が付いて、資金は「ロックボックス・アカウント」に保全されて、ってこれは全て米国内のハナシ。
そんな米国内のビジネスに投資するのが今回のMARS投資なのである。

残念ながら「毎月一定額を積み立てる」タイプではなく、「最小単位150万円の2年満期からの投資」というコトなので、今回のニーズにはマッチしなかったが、久しぶりに「面白い!」と感じた金融商品であった。
「レセプトの請求代行サービス」なら日本でも流行りそうなもんだが、問題は制度的な障壁だろうか。

それで「積み立て」は、どうしようか。