地デジ対策
7月から4:3のアナログテレビには、「上下に黒い帯」のみならず「2011年で見られなくなる旨の字幕表示」が施されるそうだ。
「事実上のサイズダウン」
のみならず「嫌がらせ表示」までとは、「ついに」というか何と言うか、10年前のアナログテレビユーザーとしては肩身の狭い限りである。
ところで、「東京圏」に限ったハナシをすれば、現在建設中の「スカイツリー」、つまり「第二新東京タワー」はアナログ電波の停波に間に合わないので、このエリアにお住まいの皆様は「一度」アンテナを東京タワーに向けた後、スカイツリーに向け直す必要がある。
なんとも無駄さ極まりないこの事態であるが、このことを理由にアナログの停波延期を求める声というのは今のところ聞こえて来ない。
もともと、「第二新東京タワー」の建設自体がすったもんだした経緯があるし、それ以前に「地上600m超の電波搭というナンセンス」なんてなハナシもあるのだが、現に「今」あそこまで形になって来ているのだから、もう少し待ってみてもバチは当たらないと思う。
そもそもが、「テレビ」というハードを売りたいが為の施策だった訳だから、一応の成功を見た「今」なら不可能ではないハズだ。
「こんどは3D」とか言ってる場合じゃないのである。
前述の通り我が家では、「10年前のアナログテレビ」(それでも当時は「フラット画面」とか持て囃されていたものだ。)を使用している。
この10年、実家に帰る度に、茶の間のテレビが進化しているのに驚いたものだった。
薄くなり、横長になり、デジタルになり、・・・。
驚くべきはその買い替えの都度、コチラには何の相談もないというコト。
いや、
「オマエ、ゼニ出す気もねぇくせに!?」
とか言われれば返すコトバもないのだが、そうは言ったって最後の「ただデジタルが映らない液晶テレビ」なんかは、二束三文で下取りに出すくらいなら欲しかった、というそういうハナシなのでございますよ。
(どうせ結構良い値段でセコハンショップに並んでいるんだろうけど、さ。w)
ちなみにそのアンテナは、設置当初東京タワーに向けられ、後に中継局の開局に合わせて反対側を向いております。
(それも無駄。つか、地方中継局の開局待ってから購入しても良かったんじゃねぇの?)
そんなワケで、そんなに慌てて対策して、ナニ観るの?
な、今日この頃。
わざわざデジタルにして、このコンテンツかよ!?
な番組構成こそ、仕分けして欲しいと思う地上波デジタルなのであった。
そろそろ、地デジチューナーとか、買っておいたほうがいいんだろうか。
そのうち、タダで配ったりしないんだろうか。