ツッコミどころ

北朝鮮がミサイルを乱射する朝、いかがお過ごしでしょうか。

いま拉致問題といえば、北朝鮮が拉致の事実を認めたにも関わらず「死亡した」という理由で帰国できなかった横田めぐみさんが主役で、その結婚相手だったとされる金英男氏が家族と再会した際の様子については、「不自然だ」とマスコミ各社こぞって検証報道を繰り返しています。
たしかに、肝心の再開シーンがカットされていたり、自分の妻だった人間の話をするのにしきりにメモ紙を見ていたり、老い先短い母親が号泣している耳元でナニか囁いたりと、不自然なトコロは多々あります。

ましてDNA鑑定でめぐみさんの「娘」であると確認確された子供が、「お母さんの記憶はもうない」と言ってみたりと、めぐみさんに関する証言はあからさまに不自然です。
つまりは「彼らがめぐみさんについては嘘をついている」ということは分かるのですが、めぐみさんのご両親である老夫婦をスタジオに招いてまでこの先伝えたいことというのは、一体なんだというのでしょうか。

こういう場合秋田の事件でもそうですが、「どうやら事実はこういうことだ」というのが根底にあって、その確証がとれないばかりに枝葉の問題で騒ぎ立てているというケースが想定されますが、めぐみさんについての「事実」とはどういうことなんでしょうか。
ストレートに考えれば「めぐみさんはまだ生きている」というコトでしょうか。
しかしながらそういう不確かなネタであっても週刊誌では書かれる場合が多いのですが、まだこの記述が週刊誌の見出しに踊っているワケではありません。

もし生きていて、本人が希望するのであれば帰国させてあげたい、そう親御さんが願う気持ちは分かるのですが、「居た」という事実までを消そうとしていた彼らには、もう「死んだ」と客観的に判断できる材料すら残ってはいないのではないでしょうか。
どうもご両親の「諦めない」という発言に乗っかって、マスコミまでが先の見えない報道に時間を割き続けているだけにしか思えないのです。

マスコミがこれだけ「北朝鮮」に時間を割くのも視聴率を稼げるから。
拉致被害者の救済というヒューマニズムよりは商業的な意味合いが強いように思います。
さらにその高視聴率の背景には「在日」と呼ばれる不特定多数のヘビーユーザーの存在。
なんてコトを考えると、果たしてこのハナシでドコまで騒いだらいいのかというのに、ちょっと疑問が湧いてきます。

最後に、2ちゃんのこの問題のスレで見つけた、「うまいこと言ってる」書き込みを紹介します。
30 名前:名無しさん@6周年 投稿日:2006/07/03(月) 09:49:48
童貞じゃないけど
どこに突っ込んだらいいんだ