上を向いて歩こう

「すーさん」はカイロプラクターです。
この方を紹介されてお付き合いさせて頂くようになった時からその「カイロプラクティック」については、事業としての面白さと骨格の矯正というアプローチの面白さと、両方で興味を持っておりました。
先日サポート対応でお邪魔したトキに、その骨格矯正のアプローチを垣間見るコトができました。
サポートに伺って、サポートしてもらった、そんなカンジでしょうか。

ワタシは数年前から左手に痺れがあり、整形外科での診断では頚椎から左手に伸びる神経が圧迫されているとのコトでした。
治療法はというと首を引っ張られ、筋肉のこりを緩和する薬を投与されるくらいのもので、どうも「的を得た」とは言い難いものでした。
「その症状にダイレクトにアプローチするのは、カイロプラクティックではないか?」
その疑問を「すーさん」にぶつけてみました。

曰く、保険診療の枠にとらわれない、目に見えない痺れや痛みにアプローチする、またスポーツ選手の故障にも予防的に働きかける、そういう自由度のある診療ができるのが、「カイロプラクティック」なんだとか。
快く引き受けてくれた実際の矯正は、イメージ通り身体や首をひねって「ゴキゴキ」というアレです。
とはいえ、痛くはないのです。
これが不思議と。
なんでもワタシの場合は、整形外科での診断通り首の骨が曲がって、左手の神経を圧迫しているのだとか。

「曲がっている」と聞いて、通常は左右の曲がりを想定しますよね。
ワタシもそうでした。
トコロがワタシの場合、あまりにパソコンに噛り付くあまり背骨が猫背に変形し、その姿勢を維持する為に「ありえない位置」に既に筋肉が付いてしまっているのだとか。
(ちょうど「所ジョージ」さんみたいなカンジですわな。)
それにより首の動きが極端に制約され、頭が後方に上がらない。
(借金で首が回らないのとは違うよ。)

ほんの30分の施術で左手の痺れが消え、「まっすぐに立つ」ことができるようになりました。
とはいえ、長年かけて変形したものを一時的に戻しただけのコトなので、最初は2、3日もすると元に戻ろうとするのだとか。
現に一晩開けた今、首の後ろになんとなく違和感が残るのです。
「元に戻せ」って。
これに対抗するには、「なるべく上を向くようにする」コトなんだとか。
なんとも「前向きに行こう」みたいなポジティブなアドバイスに、訳も無く嬉しくなってしまう今日この頃なのでした。
(まぁそれでも、継続的な施術が必要なんだとか。この辺が、「事業としての面白さ」でしょうか。)

なかなか敷居の高い「カイロ治療」ではありますが、こういうアプローチを経験するのも悪くないのではないでしょうか。
ちなみに、「すーさん」のサポートはココで一区切りですが、ワタシのサポートは「持ち帰り」となりました。
力量の差?
いやいや、「なんだかんだ言ってまた施術してもらうため」です。
念のため。