アカデミー・シネマフェスティバルin丸の内

dubrock2007-02-13


WOWOWが冠スポンサーになってのこの企画は、今回は実際に撮影で使われた「アニマトロニクス」を展示する「アニマトロニクス展」がメインとなる。
アニマトロニクス」という言葉の定義がまだ英語でもはっきりしていないのだが、CGを使わず精巧に出来た人形を使った撮影手法、またその人形そのものを指して、「アニマトロニクス」というらしい。
といってもなんだかよく分からないが、ヨーダとかが展示されていて、しかもタダで見られるらしいので、ハナシのタネに行ってみた。

入り口でいかにもカネのかかっていそうなパンフレットをもらうが、目の前の展示は…
まあ「タダ」だからこんなもんでしょうか。
実物って意外にたいしたコトないのね。
ナルニア国物語のライオンとかは、実際に動いているトコロを見たかったです。
それより3F回廊スペースの写真展示、スターウォーズのメイキングシーンなんかの方が面白かったりします。
(見切れてヨーダを操る人形師と撮影風景、とかね。)

そんなワケでアカデミー・シネマフェスティバルin丸の内を早々に切り上げて、地下のスタバで一服、ザルに入ったチーズケーキをお土産に買って帰ってきたのですが、今回のイベントしかり、丸ビルを中心とした丸の内界隈への誘導にはかなり政策的なものを感じます。
確かに銀座寄りの八重洲、大丸地下食品売り場の賑いを見れば丸の内は若干閑散としていますが、「官庁街」としての平日日中の顔を持っているだけに、「休日も集客」はちょっと欲張り過ぎではないでしょうか。

混雑からか満足な接客が提供できない八重洲大丸に対し、洗練されていて余裕すら感じる丸の内の接客。
「やや閑散」だからこそ提供できる100点満点で120点の接客。
それが丸の内の良さなんじゃないかと思う、そんなケーキ屋のお姉さんなのでした。

WOWOWさん「カネ払ってでも見たいコンテンツ」って、タダでは出来ないもんでしょうかねえ。