おもしろい話

新入社員向けの適正テストとか能力判定テストというのは世に多く存在し、「人材の適正配置」なんてのを第一に考えれば活用している人事担当者も少なくはないだろう。
昨日聞いた適正テストもそんなもののひとつで、このテストにより人を
1.人と争いたくない、調和を重んじたい「共存欲求重視型」
2.光り輝いていたい、すごいと言われたい「パワー欲求重視型」
3.勝負に勝ちたい、一番になりたい「達成欲求重視型」
に分けるというもの。

この理論によれば、こうやって分類した3者でチームを組む時に成果は極大となる、というのも珍しいハナシではないし、だいいち「2」と「3」の区別がなんとも曖昧である。
なのだが、この3者からなる上層チームの配下に、「1」の人材を集めた部署を編成すると、その部署は「サービス業向けフォーメーション」となり、「2」の人材を集めた部署は「コンサル&ソリューション営業向けフォーメーション」に、「3」の編成では「ノルマ型営業向けフォーメーション」となる、という部分がこの分類のミソであって、このハナシの「おもしろいトコロ」なのである。

つまり人事担当者が、ノルマ型営業を行う部署の人材確保を考えるならば「3」の人材を採用すればいいし、サービス業の人材確保であれば「1」の人材を採用すればいいことになる。
そしてその部署を管理するポジションに、「1」「2」「3」の適正の人材を配置すればいいことになる。
とても簡単なハナシで、実際に自分の身の回りの組織に当てはめて具体的に考えると、問題が生じている部署ではたしかにサービス業を行うチームに「2」「3」のキャラクターが混ざっていたり、ノルマ型営業のセクションに「1」の人材が混ざっていたりしている。
言われてみれば、たしかにそうなのだ。

この職務適正テストは「Accept3(アクセプト3・互いに他の2者を受け入れるという意味か?)」と名付けられ、そのテストを行う為に設立された「株式会社アクセプトスリー」によって提供されている。
テスト名そのものを会社名にしてしまう辺りに、この適正テストにかける意気込みが垣間見える。
ともかく、3名から5名でのFree Trialをしてくれるらしいので、このおもしろい話に興味を持った人は、一度トライアルを受けてみてはどうだろうか。
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