FTRのオイル交換

http://www.h6.dion.ne.jp/~w-rock/lovelog_img/./ftr1-s.jpg"alt="写真1 ftrの車体左側下 ドレンボルト付近"
今回はFTR225のオイル交換をしてみます。
コイツも軽量単気筒とはいえ、200ccオーバーの排気量に容量1リットル、しかも空冷というオイルには過酷な条件なので、流行りで下駄替わりに乗りっぱなしのお兄さんも多いですが、神経質なほどこまめに交換したいものです。

作業は至ってカンタン。
ボディー左下、シフトペダルの付け根辺りにある、24ミリのドレンボルトを外します。(写真1)
ココも他車同様、外しにくい上にナメやすいので、6角のボックスレンチを用意したいものです。

http://www.h6.dion.ne.jp/~w-rock/lovelog_img/./ftr2-s.jpg"alt="写真2 ドレンボルトを外したトコロ"
外すとオイルとともに、中からお約束のスプリング、さらに中から金網のフィルターが出てきます。(写真2)
オイルフィルターはこの金網だけ、というなんともちゃっちいシンプルな構造なので、必ず外して掃除しましょう。(とは言っても、ブレーキクリーナーで吹いただけ、ですが。)

オイルがあらかた落ちたら、金網、スプリング、ドレンボルトを付いていた通りに組み付け、軽く締め付けましょう。
ドレンボルトにはゴムのパッキンが封入されているので、親のカタキみたいに締める必要はありません。
壊れやすいボルトなので、サラッと締めてオイル漏れする様だったら、パッキンを交換しましょう。
ナップスあたりにワンコインで置いてあるハズです。

http://www.h6.dion.ne.jp/~w-rock/lovelog_img/./ftr3-s.jpg"alt="写真3 ftrの車体右側 オイル注入口付近"
あとは車体右側の注入口から、オイルを1リットルほど入れてあげるだけ。
スクーターのように1.2リットルとか中途半端なコトを言わないので、1リットル缶使い切りに出来るのは素晴らしいコトです。
使い残して倉庫にしまっておいたオイル缶にホコリが付いただけで、いくら中がキレイでも使う気が失せてしまうのは、ワタシだけではないハズです。
入り口が細いのはバイクに共通した特徴でしょうか。

最後に車体を垂直に立てて、ゲージをねじ込まずに量の確認。
といっても1リットル缶使い切りなら間違いようがないので、交換したオイルがキレイなコトを確認して終了しましょう。

これだけでもアイドリングから見違えるように調子が良くなります。
たまには下駄の手入れも、してあげて下さい。