ＤＹＤＯ ＭＩＵ 香椎由宇コラボＴシャツ

連日の猛暑で、高齢者を中心に熱中症と思われる死者が続いている。
この暑さにエアコンなし、窓を締め切った部屋で扇風機のみ、では健康な３０代のワタシでもつらいのだから、８０を超えるご高齢にはとても無理だろう。
あるとかないとか、電気代がかかるとか関節が痛むとか、そういう問題ではない。
この湿度の高い日本で、体温を超える気温とはそういうコトだろう。

この猛暑で東京電力の首都圏への電力供給量は、限界ギリギリらしい。
地震による原発の操業停止も一因らしいが、書類偽装で操業停止中の水力発電所が隠し玉としてあるとも言われている。
自社ビルの照明を落として節電アピールもいいが、電気を売る商売なら、そういうコトは隠し玉とか使い切ってから言え、と言いたくなる。

電力供給がピークを迎えると、当然大規模な停電となるワケだが、朝からニューズウイーク日本版の編集長が、「そういう場合には高齢世帯へ優先して電力供給を」と言い出したのには笑った。
２ちゃんねるですら、そんなコト書いたら「ゆとり」と嘲笑されてしまう。
また４０度に迫る猛暑の中、首都東京で大規模停電となったらどうなるんだろうかと、あれこれ不謹慎な妄想をしている自分もいる。

ともかく、熱中症対策には水分補給。
それも最近では、塩分も同時に摂れるスポーツドリンクが良いと言われている。
一時スポドリの糖分から肥満を通り越して糖尿まで発症して問題となり、今ではノンカロリーではないまでもカロリーオフの商品が主流になっている。
不用な糖分やカロリーを取った方が売れるというのだから、なんとも皮肉なハナシだ。

今年はダイドーのセールスさんとお近付きになり、リニューアルしたＭＩＵというドリンクを勧められた。
室戸岬沖の海洋深層水を使っているというこの商品、ミネラルが含まれほのかにしょっぱく、喉ごしよく一気に飲み干せる逸品だ。
「ダイドーさん、良い商品開発しましたねぇ」
と調子に乗って褒めたら、「前からありました」と変な空気が流れた。
ゴメンね、そんなの知らないくらいに、ダイドーさんは眼中に無かったのだよ。

社運を掛けて開発した室戸岬の海洋深層水なのに、認知度はワタシみたいなのが一般的。
そんな商品の認知度アップにと、先日まで香椎由宇コラボグッズプレゼントキャンペーンが展開されていた。
このキャンペーンがまた、誰も知らねえ…
おかげでアーノルドパーマーコラボＴシャツを、５色全色プラスαでゲットさせて頂いたのだが、ダイドーさんとしてはそれで良かったのだろうか。

先日資源ゴミの回収で、やたらと出てくるＭＩＵのペットボトルを見ながら、告知と認知の難しさについて考えてしまった。
個人的には、たくさん飲んだけどね。
個人的には。

あまりの認知不足に当選確率が下がるからと、このハナシをキャンペーンの終わった今頃書いているワタクシを、どうかダイドー様お許し下さい。