深大寺（じんだいじ）

「深大寺のおそばは是非とも食べたほうがいいですよ。週末に奥さんと一緒に行ってきたらどうですか。」
なんて世田谷在住のミスターに「軽〜く」勧められて、ホイホイと車に乗って環七を一路向かった訳であるが・・・
環七も練馬に入るとすんげえ渋滞。
たまらず環八に逃げてさらに南を目指すも、こちらも荻窪を前に大渋滞。
既にイヤになりながらも甲州街道に入れば、その信号の多さに鬱。
それでも一本裏にある東八道路に入りなおせば、閑静な住宅街から緑の多い自然豊かな三鷹地区へと続く道で、嫁さんの機嫌もなんとか回復の兆しが見えてくる。
目指す深大寺は中央自動車道・調布インターから武蔵境通りに入ってスグ、の場所なのであるが、中央道自体が首都高を経由しないと調布まで上がれなかったり、わざわざ首都高料金も払って永福から上がっても、目指す調布が目と鼻の先だったりと、ケチにとってはなまじ近くまで来てしまうと高速道ルートを選択しにくい場所でもある。
しかしながら到着前にどっぷり疲れてしまうくらいなら、とっとと最寄りのインターから首都高速４号線を目指してしまうのが得策と言えよう。

ともかく、武蔵境通りから深大寺入口交差点を入れば、木々の生い茂った風情のある深大寺前の通りとなる。
この界隈とにかく蕎麦屋が多い。
で、ど・れ・に・し・よ・う・か・な、なんて眺めていると、あっという間に三鷹通りに突き抜けてしまう。
「深大寺」と呼ばれる一帯は意外に狭いのである。
慌てて来た道を戻り、良さげな蕎麦屋に入ってお蕎麦を頂いた訳であるが、このお蕎麦屋さんの駐車場に車を置いて深大寺散策というのも気が引けるもの。
仕方なしに雰囲気だけ味わって、最寄りの調布飛行場など一周して、以前「ちい散歩」で紹介されていたプロペラカフェ
http://malibu.jp/puropera.htm
など覗いてみる。
この付近には国立天文台などブラブラできるスポットが多いので、車で周るのもいいが出来れば神代植物公園駐車場にでも車を停めて、ゆっくり歩いてみたかった。
こんどこそ最初から高速を使って行けば、そういう楽しみ方も出来るに違いない。
紅葉の秋だしね。

渋滞のない電車に乗ってしまえば京王本線で新宿まで１６分。
距離にして１５キロそこそこの好立地をウリに企画された深大寺レジデンス。
もういっそのこと住んでしまうってのも、いいんぢゃないだろうか。