たった一人の人にめぐり逢えたような気がする

dubrock2008-02-19


ドラマ「やまとなでしこ」で松嶋菜々子演じる「合コンの女王」が、狙った男性を落とす時の決め台詞がコレ。
別に、ソコまでのもんでもないのだろうが、気に入った服、靴、帽子というのはなかなか巡り逢えないもので、そういうものを見つけた瞬間というのは、小躍りしたくなるような衝動に駆られるものだ。
それが「思いもかけない場所」であれば尚更だし、まして「仕事で使う道具」となれば、その喜びは計り知れない。

人よりも大きな顔を持っているので、キャップ、いわゆる「野球帽」というものが似合わない。
これは前にも書いた。
なので、ゴルフの時など本当はキャップの方が適しているシチュエーションであっても、ハットを被らざるを得ない。
幸運にも片山晋吾選手のお陰で「ゴルフでハットを被るコト」は、さほどの違和感もなく市民権を得て、ワタシもその恩恵に預かっている。
非常に感謝している。

しかしスポーツをする時には、ハットよりもキャップのほうが向いている。
これは動かしがたい事実だ。
ワタシだってそうだ。
あまりにも似合わないから「片山ばりのテンガロンハット」なのであって、似合うキャップがあるならとっくにそっちを被っている。
そんなキャップを、先日見つけたのだ。
それも出先で、ただトイレを借りる為だけに立ち寄ったホームセンター。
ソコにその「探し求めた一品」はあった。

服や靴などは、ある意味「カネさえ出せば」という風潮ではある。
しかし帽子となると、カネ出してもなかなか、大枚はたいて「強いて挙げれば」というのを掴んでも、嬉しくもなんともないのである。
その帽子というのは、「つば」の部分が異様に大きく、ワタシの大きな顔にピタッとマッチする。
決して手前味噌ではない。
何なら帽子を被った画像をココに貼って、皆さんの意見を伺いたいくらいだが、止めておく。
でもそれくらい自信があるというコトだ。

惜しむらくは色。
出来れば「黒」が欲しかったのだが、残念ながら「赤」しかなかった。
しかしそのお陰で、思いの外に安く売られていた。
この、「安かった」というのが、この帽子をココまで気に入った理由なのかも知れない。
なにせ、「カネ出してもない」ものが、「あった」しかも「安くあった」のだから。

そんな、ゴルフなど年中行くワケじゃなし、被る機会などそんなにあるのかと言われそうだが、バイクに乗る時にヘルメットの下に被って、日常的に使っている。
B型の悪いクセだが、なかなか気に入らないのに「気に入った」となると、毎日でも使いたがる。
そんなに使うとすぐに痛んでしまうというのに、だ。
あれだけ探して見つからなかったものだから、いっそ売っていた3つ全てを買い占めて来るべきだったかと、それだけが心残りである。
どうせ毎日使えば、すぐに使えなくなってしまうのだから。

たった一人の人にめぐり逢えたような気がする

そんな気がする、今日この頃なのだ。