メタボ健診とな

dubrock2008-04-11


健康診断の春だ。
毎年健康診断に行けとは言われるが、身長体重計ってチャカっと採血して、胸部レントゲンは2年に1回、なんてくだらねぇのに行ってられるかと毎年スルーしてきた。
そんなにヒマじゃないのである。

ところが、だ。

今年から始まった「メタボ健診」。
運用初年度というコトもあって、今年は逃げられない状況。
「いろいろ検査項目があって、欠席で再検査となると何かと面倒なので、確実に行って下さいね。」
と言われると、安易に右から左に受け流すワケにも行かなそうなのである。
その健診の日がいよいよ迫ってきて、ついに事前の受診票が交付された。
前もって、「朝食は抜いて下さいね」とは言われていたが、前日の午後9時以降断食、しかも当日朝は水分も不可とは、なんとも厳しいものである。
なんでも、バリウムを飲まされるらしい。

バリウム

そういえば、むかし胃潰瘍をやった時に飲んだ記憶がある。
缶コーヒーほどの大きさなのに、やけに重い液体。
ほんのりコーヒー味が付いていて、飲み下すのにさほどの問題はなかったのだが、出すのを苦労したコトが思い出される。
あと、「ダメ」と言われても自然に出てしまうゲップと。w

そしてさらに、検便キットまで寄越された。
前日と前々日と、2日分の「ブツ」を持ってこいとのコト。
それも、「表面をこそぎ取るように」w

んな、大の30男が朝からウ●コいじってられるかよっ!
(それも2日連続で!)

と思わず大声を出したくなるのだが、犬のとかを持っていくと問題がさらに大きくなりそうなので、従うより他に方法はなさそうだ。
(再検査で「大腸カメラ」なんて屈辱は、できれば避けたいトコロなので。)

それにしても、いくら「メタボ健診が義務化された」とはいえ、この健康診断は張り切り過ぎではないだろうか。
メタボリックシンドローム」の基準を作った教授センセーに、メタボ関係医療薬メーカーなどから献金があったと騒がれていたが、その時言われていた通り「メタボ関連医療サービス」だけが潤う結果になりつつあるのは間違いないようである。

太りすぎ?
運動不足?
んなこたぁ分かってる。
今さら言われるまでもない。

これまでの健康診断が何だったのかと疑問に思ってしまうような、そんな「至れり尽くせり」の検査項目に、「来年は早々に制度改正だなw」と思ってしまう「メタボ健診」なのであった。

今から気が重いのは、決して結果が怖いからじゃないぞ。