霊峰 蔵王

大鳥居

天気が良かったので、久しぶりに蔵王エコーラインに上がってみた。
ゴールデンウイーク前の開通を目指して除雪するのが例年の慣例ではあるが、そのゴールデンウイークは観光客が殺到して混雑が甚だしい。
なので、「ゴールデンウイーク後早い段階で」というのが、ココを快適に訪れるポイントとなる。

新緑

そんなワケで、霊峰の入口となる名物の「大鳥居」をくぐって山頂の「お釜」を目指すと、まずは目にも眩しい新緑に出迎えられる。
やはりこの時期の新緑には何か「エネルギー」が満ちているような気がして、そういう場所に訪れるコトによりその「エネルギー」を貰えるような、そんな感覚を覚える。

中腹付近

そんな木々も次第に背丈が低くなり、・・・

高山
高山特有のこの景色となる。
このカンジは富士山に通じるものもあるが、「唯一一箇所の高まりを目指す富士登山」ともまた違うもの。
平地では「春」というよりむしろ「初夏」の気候であるのに、この違いもまた「山」の面白さでもある。

そしてついに、「雪の壁」のお出迎えだ。

雪の壁

以前よりも、「壁」が低くなったような気がする。
しかしそれよりも、その雪の「汚さ」に地球環境の「汚染」といった問題が感じられる。
大気汚染はこんなトコロでこそ顕著に現れるのである。

山頂付近

そんな「雪の壁」もなくなるともうすぐ山頂である。
今回は視界不良で「お釜」が拝めなかったが、まあココまでの道中だけでも充分だろう。
惜しむらくはこの山頂の「お釜」へと通じる最後の区間が有料であること、そして、その料金所の通過に必要以上に時間を要し、それが、麓までの渋滞の原因であること。
(ってか、ココで観光案内とか聞く方も聞く方だし、それにいちいち長々と説明する方もする方だと思う。)

「一回いくら」

ではなく、何がしかの小銭を落とせるような、落としたくなるようなビジネスモデルの構築が先だと思うのだが。
そんなコトを考えながら、霊峰蔵王を後にした。
まずは「大鳥居」を塗りなおしから。