ミラクル7号試写会

dubrock2008-06-03


幸運なことに招待状が届いたので、試写会に行ってきた。
今回観た映画は「ミラクル7号」。
「中国」というクレジットになっているが、テイスト的には「むかしの香港映画」といったトコロだろうか。
むかし「ブッシュマン」と同時上映で観た「燃えよデブゴン」を思い出してしまった。

あらすじとして取り立てて書くものはない。
以前試写会で見た予告編の、「そのまま」の内容だ。
だから公開前にテレビで流されるであろう予告編を見て、「観たい」と思ったヒトが行けばいいのではないだろうか。

本題の「ミラクル7号」が出て来るまで、ちょっと時間がかかる気がする。
展開ももう少し早くてもいい。
でも、そんなコトはどうでも良くて、肩の力を抜いて素直に笑える作品だった。
「声」のイメージが合うことが大前提ではあるが、この映画は字幕ではなく、吹き替えのほうが楽しめるかもしれない。

主人公の子役がイイ。
無駄にセクシーなチャイナドレスの先生もイイ。
いかにもCGだけど、ミラクル7号もそんなに違和感無いし、だいいちこんな子供向けの映画で、そういうコトを気にするほうがオカシイだろう。

いじめっ子と仲良しになったり、お父さんの上司がいいヤツだったりと、それなりに人間ドラマの要素も織り込まれてはいるが、そんなのは本音どうだってイイ。
それよりも、PTAの執拗な抗議により国内では皆無となったウンコネタが、ここでは健在であるコトが素晴らしいのである。
「もっとウンコとションベンを」
と提唱するマンガを読んだコトがあるが、やっぱりこういう笑いってあったほうがイイと思うし、「汚い」「下品」と毛嫌いするべきではないと思うのだ。

そんなワケで、20年前にタイムスリップしたかのような映画。
子供達も是非観て頂きたいと思う。

中野サンプラザ

ちなみに今回の会場は「中野サンプラザ」。
若者に人気の中野は、一度は行ってみたいと思ってはいた場所だったが、仙台を彷彿とさせる「けやき並木」といい、たまには来てみたいと思えるものだった。
当たり前のコトだけど、新橋とは歩いているヒトが違う「若者の街」だった。