九十九里にて

dubrock2008-07-19


全国的に砂浜の減少が著しいらしいが、大きな河川の流入がなく、砂の供給がないこの九十九里浜の砂浜の減少は深刻らしい。
九十九里、約400キロと謳われたこの浜が無くなってしまうのは由々しき事態だが、ちっぽけな人間に出来るのは、ただただ見守ることだけらしい。

海岸が崩れることで、砂を供給されている砂浜。
その崩れる海岸にも「所有権」があって、地権者の利益を保護しようとするならば、護岸工事もまた必須のものであり、その護岸工事によって失われる砂浜があるという皮肉。

それでも、入れる「海」があるだけまだマシ、なんて言われる時代が来るのだろうか。