3ヶ月

UFOキャッチャーからサルベージされたピラニア・ナッテリーさんの飼育を始めて、はや3ヶ月が経とうとしている。

3ヶ月

現在の体長は7、8センチといったトコロ。
ヒレや腹まわりもすっかり赤くなり、立派な「ピラニアさん」になってきた。
それでも臆病な性格は相変わらずで、よっぽどの空腹でないと捕食の時でも人間の目を避けるようにして生活している。
しかし目を離すとこれが結構な「やんちゃ者」であって、水面を跳ねるのはもちろん、底砂を巻き上げ、水草を引きちぎり、もう「やりたい放題」なのである。
熱帯魚を飼う「楽しみ」って、こういうトコロにあるのだろうか。

そんなワケで、前回60センチレギュラー水槽に引越ししたナッテリーさん
では、空いた「金魚のお部屋(S)」はどうなっているのかというと・・・

ベタ

何故かホームセンターの観葉植物コーナーで、売れ残っていた「ベタ(400円)」が入居していた。w
この水槽にはこのほかに、このハナシの後で生き残ったカージナルテトラ4匹と、エサ用メダカの生き残りが2匹同居している。
それぞれが食欲旺盛だ。
テトラとベタは弱酸性の水質で分かるのだが、弱アルカリの水質を好むメダカが生き長らえているのはどういうコトだろうか。
しかも「エサ用なので飼育には不向きです」と念押しされて販売されていたのに、だ。

またこの「ベタ」という魚が人懐こく、エサやりの時間になると水槽の上方に出てくる。
そしてメダカと争うように、エサをむさぼる。
これがまた可愛い。

そんなワケで、シャイなピラニアと愛嬌のあるベタ、2匹の熱帯魚を眺めては目を細める日々が、またしばらく続きそうである。
ちなみにベタの寿命は2年ほどだが、ピラニア・ナッテリーの寿命は15年以上。
だからうまくいけば、ワタシが50になるまでの「永い付き合い」となるのだが、奥さんはこのこと知っているのだろうか。