4ヶ月

UFOキャッチャーからサルベージしたピラニアの飼育を始めて、まる4ヶ月が経った。
現在のピラニア・ナッテリーさんはというと・・・

4ヶ月

背景に写りこんだ、電話線の目隠し蓋のタテ寸法がおよそ12センチであることから、体長もだいたいそれくらいであることが分かる。
ちなみに丸々と太って「ちょいメタボ」である。w
飼い主と一緒だ。

そして見事なまでに腹が赤い。
この「赤さ」には水質も多少影響するらしいが、基本は「生まれつき」のものらしい。
ソコからすると、このナッテリーさんは「元来腹が赤いほう」なのではないだろうか。
腹ビレなど真っ赤で見事なもんである。
その赤と背中の緑のウロコのコントラストがなんともイイ。(・∀・)イイ!

好物は「サーモンの刺し身」。w
次がアジやサンマの刺し身で、マグロの赤身がその次に来るらしい。
給餌にもようやく慣れてきたようで、水槽の上に刺し身を翳すと、下に寄ってくるまでになった。

だが基本的には臆病で、嫁が水槽に近づいただけで一目散に逃げる。
その態度が気に入らないと嫁に怒られ、物陰で気配を消す毎日である。

最近分かったコトだが、水草は買って来た状態のままではなく、巻きつけられた錘を外してバラし、ソイツを専用のソイル(水槽用の「土」ね。w)に植えてあげないと、水槽には定着しないらしい。
ちなみに上限温度は28℃。
これが分かるまでに結構な数の株を駄目にした。
1株2、300円とはいえ、高い授業料だった。

そんなワケで、ワタシも最近「オレも熱帯魚飼おうかと・・・」というご相談を頂くまでになったのだが、まずもって「水槽の立ち上げ」から知らないご新規さんに、1から熱帯魚の飼育について話すのは結構骨の折れるコトであるし、そんなヒトに「まず水槽だけ買って水を作り、生体を入れられるのは2週間後」なんて言うと、そのほとんどが落胆の表情を隠さない。
さらにその後の「水替え」や、その時使う「水の手配」まで語ると、ほぼ100%のヒトから「メンドクサ」と言われてしまう。
なので、「詳しくはWebにて!」と言わざるを得ないのであるが、やっぱりこういうのを始めるきっかけとしては、ワタシのように「飼う生体」が居て、「必要に迫られて」というのが状況として必要なのではないだろうか。

だいたい、そんなドシロウトに限って「カクレクマノミ飼いたい」(「ニモ」ですね。w)とか言い出すから始末が悪いのである。
そんな輩には、海水水槽の維持にどれくらい手間が掛かるかについて、一晩中懇々と説いてみたいのである。
(ま、派手なカラーリングの海水魚に、最近では私自身かなり誘惑されているんだけどね。w)

「熱帯魚水槽の、立ち上げ代行サービス」

なんてのが、ビジネスとして成り立つのではないかと思う、今日この頃なのだ。
(ちなみに「メンテナンス代行」というサービスは現存する。)

このサービス、アナタなら幾ら払う?w