ディープな世界へ
東京タワーへやってきた。
「バカほど高い所に・・・」とはよく言われるが、今日はこのタワーへは登らない。
登らずに、「フットタウン」と呼ばれる施設の1階。
そう、「東京タワー水族館」が今日の目的地である。
この水族館、正直メジャーではない。
おそらく、一般のヒトは東京タワーの根っこに水族館があることすら、知らないのではないだろうか。
しかし、である。
ある一部のマニアに、この水族館は有名である。
その「マニア」とは・・・、
そう、ピラニアだ。w
ピラニア飼育者のブログを見ていると、ことごとくココの話が出てくる。
「ココには、月に一度は行くことに決めている」とか、「気分が沈んだ時には必ず訪れる」とかいうハナシがほとんどだ。
そんなにスゴいのだろうか。
それを確認しに行った。
いや、「一度は行ってみたかった」というのが正確だろうか。
入口は、正直たいしたコトない。
その、たった千円の入館料すら、高く感じるほどだ。
それがどうだろう。
バカでかいナマズみたいなののオンパレードで、ホントは最後にもう一度ピラニアを見てから帰ろうと思っていたのだが、それを断念するくらいの充実感。
いや、「疲れる」くらいの展示量なのである。
なので最後の、鯉を鑑賞する日本庭園風のイスが、非常に有り難く感じられた。
それくらい、熱帯魚づくしの館内。
時々、展示品に値札が付いているのが笑いを誘う。
水族館なんだか熱帯魚ショップなんだか分からないのである。
そして肝心の「ピラニア」は、というと・・・、
確かに「ご立派」である。w
居合わせたどっかのジャリも、大興奮である。w
そんなワケで、「ピラニアマニアの登竜門」をくぐった今回の東京タワー。
なかなかの満足度だったのだが、帰ってきてウチのナッテリーもまんざらでもないな、と、そんな変な自信もついた一日だった。
な、ナッテリーさん!?