会員カードは、お持ちですかぁ

ローソン

ローソンのポイントカードである。
最近近所にオープンしたお店で、「入会金年会費無料、今作るとシュークリームサービス」と言われて作ったものだ。

とはいえ、別にシュークリームが欲しかったワケでも、来店ごとに貰えるポイントが欲しかったワケでもない。
ただ、利用する度に聞かれる「ポイントカードはお持ちですかぁ。」
あれに、「いえ、無いです。(すいません)」と答える度にイラっとし、またカードさえあれば貰えたハズのポイントを、「貰い損ねた感」というか、とにかく「カードは持っているか」とは聞くのに、一度も勧められたコトが無かったのだ。

ローソンのポイントカードはまだいい。

ファミマ

ファミマのポイントカードである。

コイツは「ファミマカード会員特別価格」とか店内あちこち設定しているくせに、「成人はクレジットカード会員のみ受付」というムカつき度満点のカードだ。
まあ、クレジット会社とタイアップして、オリジナルカードを立ち上げた手前もある。
ポイントを「Tポイント」として、異業種ともタイアップした手前も分かる。

しかし、だ。

んな、あんまん割引きしてもらう為にわざわざクレジットカード作るってのも、ナンセンスなハナシである。
ただ買う度に何十円か高いというのもムカつく。
損した気になる。
それを思うと、ちょっと遠くても別のコンビニを利用してしまう。

なので、嫁の年齢を「16歳」と偽って申し込んだ。
「親権者に確認の電話をすることがある」と脅かすので、親権者はワタシにした。
徹底した「企画潰し」だ。

ところで「コンビニ」というトコロは、「コンビニエンス」の名の通り「身近」で、「気軽」に利用するコンセプトである。
極端なハナシ、「部屋着で小銭入れだけ持って」行くトコロである。
ローソンに行くからローソンカード、ファミマに行くからファミマカード、とか準備するようなトコロではない。
とはいえ、「(カードを)持っているのに忘れた」というのは、「持っていない」よりも悔やまれる。
つまり、「フラっと立ち寄っても持っていなくてはならない」のがこの「コンビニのポイントカード」なのである。

これは結構ウザイ。
それだけで、小銭入れがパンパンになる勢いなのである。

そんなワケで、「全部ケータイ翳すだけ」で済まして欲しい、今日この頃なのである。
このITの時代に、いちいち「IDカード提示」なんて、イケてないだろ?

ちなみに、今作ろうかどうしようか迷っているのが、町屋の熱帯魚専門店「トロピランド」の会員カード。
入会金500円、年会費315円で、購入時5%引き。
そして、これまた毎回「会員カードはお持ちですかぁ」と聞かれるのである。

「100匹700円のメダカ」買うのに、「入会時815円の実費」。
微妙なのである。