いわゆる、「泣き別れ美乳」
元グラビアアイドル、小向美奈子のストリップ出演が話題になった。
オッサン特有の「むかしの武勇伝」で申し訳ないが、若い頃「仙台ロック座」に通い詰めた立場で言わせて貰えば、こういった話題性だけのダンサーの起用が、業界を衰退させたと思っている。
テレビで取り上げられたラーメン店に見物客が殺到してサービスレベルが下がり、後にひっそり閉店するのと同じ理屈だ。
初舞台当日になって「出る」「出ない」でモメるのも業界の常套手段。
会社休んで来たのにどうしてくれるんだ!
と騒ぐ「客」も仕込みの疑念を払拭しきれないが、そうでなくてもああして集まった客の多くは、ただ単に小向美奈子のおまんこを見に来ただけだろう。
んな、シャブ厨ビッチの使い込んだおまんこ見たいか?
見て、楽しいか!?
なんて野暮なコト言うつもりもないが、「ストリップ」とは遂にパンツを脱ぐまでの課程をいかに綺麗に魅せるか、客はそれまでの課程をいかに楽しむか、が醍醐味であって、ただ単に女性器を見たければインターネットにいくらでも転がっている画像に動画を落とせばイイ。
この辺を、小屋自体が勘違いしているのではないだろうか。
付け焼き刃の「元」アイドルにAV女優が、拙い、芸とも言えない踊りを披露して「ご開帳」で誤魔化すならまだマシなほう。
興行ビザで来日したフィリピーナが踊りもソコソコにまな板ショーでチップ集めでは、何の為にカネ払って入ったのか分からなくなってしまう。
それでいて、「看板女優」だけ法外なギャランティーでは、真面目に踊るほうがバカらしくなってしまう。
なーんて能書きはこのくらいにして、ハナシを「小向美奈子」に戻そう。
彼女の舞台を指して、
完熟裸身
美豊乳
こういったコトバが使われる場合、書き手は間違いなく「デブ」を暗示している。
いや、この写真
を見て「痩せている」とか思えるヒトはそうは思わないかもしれないが、肌が白くてキレイだろうが何だろうが、シャブでトリップしながらヤリ込んだ30女なんて、だいたいそんなもんだと思うのだ。
ストリップ嬢としての「オイシイ時期」ももうとっくに過ぎている。
売れなくなったら、ワタシももしかしたら
なんて言ったアフォなタレントが居たらしいが、タレントとしての価値が無くなった時点でストリップ嬢としての価値がある訳もあるまい。
誰がいまさらカネ払って、オマエのおまんこ見るかよっ!
なのである。
ええっと、おっぱいについては
釣り鐘型美乳
だそうである。
「ブーの割りにはさほど垂れてない。」
そういう解釈でいいだろうか。
あくまで「ブーの割りには」である。
ちなみに、表題とした
泣き別れ美乳
というのは、往年のアイドル小泉今日子が、飲み屋で酔っ払ってトップレスになったのを盗み見た、という記事で使われていた表現である。
泣き別れ
つまり「外に開いている」というコトで、
「ああ、あんなカンジか」
と了解の男性諸氏も多いと思う。
すると「美乳」という範疇から外れるワケであるから、わざわざ付け加えられた「美乳」の表記は往年の大アイドルへの敬意か、または「単なる語呂合わせ」と解釈するのが妥当と思われる。
ってほら、こうして書いていると、実際に見る以上に想像が膨らむだろう?
「ストリップ」ってのは、本来その延長線上にあるべきだと思うんだよねぇ・・・。
そんなワケで、執行猶予中のストリップが許されるんなら、ナニしてもイイことになる。
それで、警視庁浅草署はイイのかというそういうハナシである。
週刊誌で話題取るだけのストリッパーなんかいらねぇというハナシでした。