エンタメいちばん!
マイケル・ジャクソン急死の報(マスコミの「マイケルさん」という呼び方もどうかと思うが。)を受けて、週末のFM各局は競って「マイケル特集」一色となっている。
一方「2ちゃんねる」では・・・
?スレは「ミサワ」の時ほど伸びていない。
?全盛期の90年代前半にリアルタイムで聞いていない若年層(と、それを装った若干)の、「ドコがいいのか分からない」という書き込みが目立つ。
そんなトコロだろうか。
今改めて聴いてみて、「懐かしい」という部分を排除すると、たしかに「たいしたコトない」というそんな若者の意見にも一理あるかとも思う。
ガチガチに打ち込んで音を重ねまくった現在の音楽と比較すれば、チャチなサンプリングと電子音で作られた当時の楽曲は、たしかに「軽い」。
軽いけれども、
マイケル・ジャクソンは、90年代前半にあの音を作った
というのがスゴいんであって、歌声一音単位で修正や編集の可能な00年代後半の楽曲とは、比較することすら意味がないものだと思う。
(ソレを言っちゃえば、「ビートルズ」のナニが当時斬新だったか分からないだろうし、「YMO」のドコが未来的なんだかも分からなくなってしまう。)
当時と今とでは状況が違う。
深夜の深ーい時間帯に小林克也が紹介するPVでしか、「動く映像」など観ることさえできなかった時代なのである。
レコードを買うことぐらいでしか、触れることのできなかったアメリカなのである。
(そりゃ、「記録的なレコードセールス」も当たり前だ。)
そして彼のもっとスゴいトコロは、「ステージパフォーマンス」。
当時のライブ映像から切り抜いたものしか観たコトがないのに、
「ポー」とか「フー」とかワケわかんね
みたいに言われるのも歯痒いものがある。
ラジオで流れるレコード音源は、結構「ちゃんと」歌っているが、ライブでの「Man in the Mirror」とか、歌い出しは「ッダ」「ッダ」ってナニ言っているか分からないし、後半はほとんどが「ポー」か「フー」である。
それが斬新な時代があったの!
なんて言っても「オッサン帰れ」とか言われちゃって分かってもらえないだろうけど、アレをリアルタイムで観られなかった若者が、逆に些か可哀相でもある。
ダンスも秀逸だった。
代名詞とも言える「ムーンウオーク」もさることながら、ステージ上での「一糸乱れぬダンスパフォーマンス」は、何となく似たような踊りを披露する今のジャニタレにも学んで欲しいくらいである。
やっぱマイコーはライブでなきゃ
それが、ロンドン公演の「チケット即時完売」という反応に至ったのであろうが、ココまで注目を集めてしまうと転売目的での購入申し込みが殺到してしまって、シロウトには正直手の出しにくいものになってしまう。
エンタメいちばん!(http://www.entameichiban.com/)は、そんな入手困難なライブチケットの先行販売情報、当日券情報を入手できるサイトである。
で、あるのだが・・・
マイケルさん死んじゃったしねぇ・・・○| ̄|_
ちなみに、巨万の富を得たマイケルさんが「一番したかったこと」とは、おそらく「白人になりたい」だったのだろう。
一時ステージ上で白手袋を着用して黒人差別を批判したりもしたが、結論的には「白人になる」のが最も手っ取り早くその差別から逃れられる方策だと思ったのだと思う。
黒人特有の「ダンゴ鼻」をメインに顔面整形を繰り返し、皮膚の漂白も行なった。
それでも成りえなかったものが、「白人」だったのではないだろうか。
結局、整形手術中にMRSAに院内感染?
享年50?
なんとも言えない結末でもある。