猪口邦子
入閣の時の、青いドレスが「印象的」な方だ。
今回比例名簿順位24位を言い渡され、不承不承ながらの出馬断念となった。
幹事長の采配に不満な様子を記者会見で見せていたが、…
「元少子化担当大臣」はいいが、この4年間で、いったいナニをやった?
「国民の為」でなくていい。
「自民党の為」になること、この4年間で、ナニした?
前回選挙のように「黙っていても票が集まった」というコトがあったならば、その逆も容易に推察出来るであろう。
選挙区を持たない「比例候補」なら尚更だ。
そういう危機感を持って、この4年間を過ごしただろうか。
ソコを問いたいのである。
当選直後の
「BMW買う」
「料亭行きたい」
発言で一躍有名になった杉村太蔵。
ヤツの北海道に国替えだ新党大地だと散々紆余曲折の末、ついに出馬を断念するに至った経緯を、まさか「他人事」と思って見てはいなかっただろうか。
今更「名簿順位が低いから出馬断念」とか言ってる場合ではないのである。
名簿順位で言えば、森山真弓(81)。
このヒトの名簿上位を巡る攻防は、もっと酷かった。
公認で出馬する選挙区があるってぇのに、「比例復活」の保険かかってないとダメだってか?w
んなもん、投票前から負けを認めてるようなもんじゃねぇか。
選挙区が無いばっかりに右往左往した面々の、恨み節が聞こえて来そうである。
(つか、81にもなってまだ出ようとする厚顔無垢って、ドコから来るんだろ。)
ソコへ行くと、刺客を差し向けられても比例との重複をしなかった、公明党代表は、とっても潔いと思う。
潔いけれども、…
大丈夫か?w
組織票プラスアルファの、「アルファ」の部分がどれだけ伸びるかに、要注目である。
(つか、立場的にそれは出来ないよな。「負ける前提の選挙」なんてさ。)
これと対照的なのが民主党。
なんでも杉村太蔵式に名簿順位下位からの当選を見込んだ候補者が殺到。
「調整がつかない」んだとか。
そりゃ、名簿に載せて貰っただけでBMWが買えて、ついでに嫁さんまで貰えると来れば、こんなにオイシイハナシは無い。
(4年間限定、だけどね。w)
やらないテは無いのである。
(それと、「名簿記載なし」で他党に当選を回したくない執行部との利害は一致する。)
そんなワケで、
「末は博士か大臣か」
なんてワタシも昔よく言われたが、大臣になることは意外に容易くなった昨今、
大臣になれても、4年
とは、なんとも儚い夢でもある。