ヤニくさい車

dubrock2009-08-20

近所のスーパーの駐車場で、車をぶつけられた。
相手は、70過ぎの「おばあちゃん」。
それも、間近で見るとはっきりソレと分かる白内障の。

「見ていなかった」
ではなくて、
「見えていなかった」
そういうがっかりの接触事故だった。

そういう事情を知ってか知らずか、相手方の保険代理店の担当者がすぐさま現場に駆け付け、「おばあちゃん」とコチラの間に入ってくれた。
ぶつけられたのは残念だけれど、直してくれるならそれ以上は言うまい。
仕方なく近所の板金屋に入庫した次第なのだが、・・・

代車を持って来たのは、これまた「近所」の「エックスレンタカー」。
愛車が「カルディナ」というコトで、それより1ランク下のステーションワゴンカローラフィールダー」が届けられた。
(別にセダンでも良かったのに。)

このカローラフィールダーが、すんげぇヤニくさい。

おそらくどっかの会社の営業車として、ヘビースモーカーのリーマンが乗り回していたのだろう。
乗った瞬間から「ヤニくさい車」だった。

ところがこういう場合に、「そういう状況」を受け入れてしまう自分というのがあって、「臭い」と訴える嫁を無視してその日は帰宅。
翌日の外出であまりの匂いに気分が悪くなり、通りすがりのホームセンターに立ち寄って「消臭剤」なんかを物色していたのである。

「消臭剤」って、買うとなると意外に高い。
ココでふと思った。

オレがカネ払うワケじゃないにしろ、こんな車を有償で貸渡していいのか!?
と。

そう、いつも使っているトヨタレンタリースは「禁煙車」がデフォルト。
そういう設定の無いトラックにしたって、こんなに臭いのに当たったコトは無い。
「コイツは、貸す側の問題だ。」

ついにエックスレンタカーの担当支店に電話するに至ったのである。
(遅い?w)

「あのー、借りた車、タバコ臭くて乗ってらんないんだけどー」
「いや〜、そしたら、借りる時に『禁煙車』って言ってくんないとー。(そしたら、『(禁煙車は)無い』って断ったのにー←なんだそりゃ)」
「とにかく、なんとかして。」
「保険屋さんに、電話してみます。」

そんなやり取りの後用意されたのは、「禁煙」のブルーバードシルフィ
それも、「イオン空気清浄付き」。w

なにも、ソコまでしなくても、・・・

なのだが、非常に快適な車内なので、ご好意を有り難く頂戴して、その「CVT」の走りを堪能することにした。
(「ぶつけられた」んだから、これくらいのオイシイ思いはしないと。w)

「新しい車はやっぱりイイ」
というのと、
「ヤニ臭さも度を超すと頭が痛くなる」
というそういうハナシである。

これを読んだエックスレンタカーの関係各位は、貸す前に「消臭」を是非ご検討頂きたい。
つか、今どき流行んないでぇ、あんなの。

ヤニくさいハナシだった。