まんもすらりぴー

dubrock2009-09-17

鳩山内閣が発足した。

この2週間というもの、選挙に大敗してもなお総理大臣ヅラで記者会見に応じる麻生太郎に辟易していたトコロなので、アイツが出て来なくなるというだけでも、新政権を評価したいと思う。

それ以外で、鳩山由紀夫氏にこれといった期待は無い。
自民党とズブズブだった官僚達のあんなことやこんなことが明るみになり、またぞろ自民党が政権与党に返り咲いたとしても、彼らがこれまで通り出来なくなってくれれば良い。
それで来年の参院選まで約1年、それまでとりあえずは頑張って欲しいと思う。
(っていくら口では言ったトコロで、あの民主党が任期を大きく残して解散総選挙に打って出るとも思えないが。)

組閣については情報統制をし、「事前に漏らすことはないし、漏れたら結果が変わる」とまで豪語していた。
よって新聞各社とも「鳩山・平野に菅・岡田」、それに「カメイシズカ」と「みずほちゃん」くらいが「確定」で、あとは「こんなかなー」くらいの自粛報道。
にもかかわらず、読売新聞だけが「ピタリ賞」の100点満点だった。

なんだよやっぱり、知ってて書かないだけじゃん

なのだが、それよりも何よりも記者からの囲み取材でカマを掛けられ、満面の笑みで
「消費者保護と少子化対策を頑張っていきたい」
なーんて言ってしまった社民党の党首が一番印象的だった。
こういうの、
「頭にバカがつくくらい・・・」
というのだろうか。
念願の大臣、それも希望通りのポストがよっぽど嬉しかったのだろう。

「消費者行政ならフンガーよりワタシ!」

という声が聞こえて来そうである。
連立政権の3党合意に「小学生みたいな文字」で署名しようとも、民主党の「外国人参政権付与」だけは阻止してもらいたい。
それが連立に参加する社民党の、いや、「大臣・福島みずほ」の使命だと思うのだ。

社民党はまだいい。

郵政民営化反対」って、今回の選挙の争点になっていただろうか。
そういう意見って、そんなに多かっただろうか。

とはいえ、「総理大臣にはなれなかったシズカちゃん」が郵政問題でナニをするのか、見届けたいと思う。
「どうせ麻生政権でも見直し」の郵政なのだから。

あと、個人的な主観になるが、官房長官になった「鳩山の腹心」平野氏については、その人相の悪さがどうも好きになれない。
あの人が今後、鳩山政権の基本政策を発表するのである。
「政権の顔」である。

鳩山を党代表に押し上げ、どれほど献身的なサポートをしてきたにせよ・・・

あれでいいのかと本気で思う。
というか、官房長官以前に国会議員である。
「顔」で政治するワケじゃないとはいえ、好印象を持たれる外観イメージについて、アドバイスする秘書が居たってイイと思うのだが。

あとまた細かいトコロで言えば、あれだけ厚生労働省を叩いた「ミスター年金」がそのものズバリの厚労大臣になってみたり、こんどの法務大臣は死刑を執行するのかしないのかだったり、いろいろ興味は尽きないが、それらの評価が出来るのは早くても来年になってからのコトだろう。
そんな「下馬評通り」で「順当」な組閣人事のニュースにかき消されるコトなく、しっかり伝えられた「高相被告保釈」の一報。

もう、鳩山も高相も目眩ましにならない!

と籠城を決め込む「元清純派アイドル」の歯ぎしりが、聞こえて来そうな今日この頃なのである。

(謝罪会見なんて)ダメ、ぜったい!

そんなトコロだろうか。