「商圏大勝」体験会
池尻大橋にやってきた。
今日は株式会社パスコより9月14日にリリースになった店舗向けGIS・「商圏大勝(しょうけんたいしょう)」のブロガー体験会である。
株式会社パスコは企業向けGIS(地理情報システム)に特化したIT企業であって、「商圏大勝」はそのGISを「店舗向け」にリビルトした廉価版のサービス。
月々5250円から、最新のGISを使うことができるようになるのである!
さっぱり分からない?
そうだろうそうだろう。
今回は「ブロガー体験会」というコトで、それぞれ個性的なブログを運営する選りすぐりの面々が集められ、それぞれがそれぞれに2時間の取材活動を展開したワケであるのだが、最後の質疑応答で
「このシステムを上手く紹介するイメージが湧きません」
という意見が出てしまうくらいに難しい、というか、ざっくりと概要を説明しにくいサービスが、この「地理情報システム(GIS)」なのである。
どれくらい難しいかというと、
「dubrockさんはどんなブログを書いているのですか?」
と聞かれるぐらいに高い難易度なのである。
(つか、今回も自己紹介でこの質問を受け、コトバに詰まってしまった。○| ̄|_)
ええっと、「地理情報システム(GIS)」っていうのはですね、
例えば武蔵小山商店街のこのあたり↓↓↓
このあたりでAbercrombie & Fitch(アバクロ)と古着のセレクトショップなんかをやっていたとするじゃないですか。
すると「商圏大勝」の「商圏診断」メニューで店舗の位置を表示して、中心から半径2キロを「商圏」としたとするじゃないですか。
(ちょっと広いけど、まあ「例え」だからね。)
すると、商圏内の「世帯数」、「15歳未満人口」、「単身世帯数」なんかが表示されて、まずは商圏の「地域特性」なんてのが把握できるワケですわね。
さらには、3ヶ月毎に更新される「家計調査」の統計結果から、商圏内での「被服費」の消費動向が表示され、・・・
まあ女性向けの消費支出が男性用の2倍あって、まあ1世帯あたりだいたい月1万5千円が、「お洋服代」として使われているというのが分かるワケなんですわな。
ちなみに半径2キロの商圏内での消費は「86億円」。
同じコトを仙台市青葉区二日町、仙台法務局のあたりを中心の2キロで調べると、商圏内消費がほぼ3分の1であることがわかり、まあそれくらい「武蔵小山」が「オイシイ商圏」であることが覗えるワケなんですよ。
(圧倒的に世帯数、周辺人口が違うからなんだけど、まあそれだけライバルも多いってコトだよね。)
それってスゴくない!?
って真っ先に飛びつくのは、恐らく商工会議所や中小企業診断士、いわゆる経営コンサル的な業務をしている人たちなんだろうけれども、パスコのフルタ氏によれば、メインで想定しているターゲット層は「地方都市で数店舗を展開しているスーパーやドラッグストアなど」なんだとか。
確かにね、この不景気に「対前年比」だけを議題に会議で責め立てられてはたまったもんじゃない。
月々5250円は、「店長クラス」でも導入できるお手軽さなのではないでしょうか。
(とはいえ、いきなり会議でこんな資料持ち出したら、上司から嫌われることは間違いないでしょうが。)
そんなワケで、使いようによってはいくらでも発展性のある「店舗用GIS」。
さらに専門性の高いレポートや、「よく分かんないからこういう資料作って」というリクエストにも、別途21000円から対応してくれる。
来年1月からは「コンビニ支払い」にも対応する予定というコトなので、興味を持ったヒトは一度資料請求してみてはいかがだろうか。
株式会社パスコ 「商圏大勝」
URL https://www.areal-king.com/
「株式会社パスコ」がパンの会社じゃないというのは、会場に行ってから知ったぞ。ダブリュー!
ちなみに当ブログは、
「ファイナンシャルプランナー的視線で日々の経済ニュースを読み解いたら面白いんじゃね?」という着想でスタートするも、最近は話題が「熱帯魚ネタ」など多岐に及び、意外にそういうのが好評というコトでいいだろうか。
ちょいちょい読み返して、聞かれたらスグ出てくるようにしておこう。