今ドキのセレブは平日に高速使う

dubrock2010-02-04

毎週金曜日の夜は、愛車をガソリン満タンにして北を目指す。
帰りは大渋滞。

もう「お約束」になった週末の光景である。

これまで、「年に2回」しかその利用価値を発揮していなかった「高速道路網」が、毎週フル活用されたのである。

自民党の数ある愚策の中でも、かなりマシなほう

なのだが、都市部近郊での渋滞はヒドすぎた。
仕事の都合で高速に乗るのは「平日メイン」。
それゆえ「1000円」の恩恵をあまり享受出来なかった腹癒せではないが、機能が完全にマヒして真っ赤っかになった電光掲示板を眺めながら、「よく並ぶもんだ」と毎週関心していた次第なのである。

そんな、「週末の祭り」も6月で終わりのようである。

全国の高速道路の18%を無料化しました!

と言えば聞こえは良いが、まぁ〜選りすぐりの「過疎路線」
個人的に恩恵が有りそうなのは「大月JCT〜須走」くらいのもので、「西湘バイパス」を無料化されたって、その終点が大渋滞じゃあ、ねえ…。

なかなか「無料化を独り占め」とは行かないものなのである。

それでも、マニフェスト実現の為に少ない予算を配分したから、これまでETC「だけ」に限定されてきた「通勤割引」などの時間帯割引は「廃止」の方向。

そんなら、もうETCなんか要らねえじゃん!?

2ちゃんねらーはいきり立つが、

料金所のオッサンがうざい

という意見の方が正解だろう。
そもそもがETCの装着率アップの為に行われたのが「ETCの各種割引」であって、「新車には付いてて当たり前」になってしまえば、いずれ廃止されるのが「ETCの各種割引」なのである。

しかしながら、「100キロ3000円」の料金設定は高い!というのも事実。
ここはひとつ、「時間帯に関係なく上限2000円」についても是非実現してほしいと思うのだが、東国原みたいなアホが「道路造れ!」って騒いでいるうちは、あまり期待しない方が良さそうだ。

「期待」ってのはつまり、「やるにはやったが、これって…。」という結果に成り兼ねないというコト。

「産業構造を根本から変える改革」なんて、政権発足半年で出来るコトじゃないし、「今の民主党に出来るかどうか」という議論を抜きにして、もしやったとしたら「北朝鮮のデノミ失敗」を笑えないぐらいの混乱が起こることだろう。
ほんの少し前まで、全国の料金所には「オッサン」が24時間体制で居たワケだから、つまりはそういうコトなのである。

そんなワケで、平日日中のあまりの料金の高さに「二本松」から4号線を北上した前回の宮城。
今度は、

ついでに月山も行っちゃう!?(タダだから)

ぐらいになって居て欲しい、今日この頃なのである。

貴乃花は「理事になること」が改革だから、理事になったからとて(協会は)何も変わらないよ

というそういうハナシなのである。
安治川親方の作戦勝ち」なのである。