降って湧いたように多忙

dubrock2010-03-22

今年は、細木数子の言うところの「種子」。
「なにかを始めるのによい」とか、「なにかあたらしい節目の始まり」なんだそうだが、気がついたら3月ももう半ば。
なんにもしないうちに、あっという間に今年も過ぎ去ってしまいそうな、そんなことを考えていた。

そんな折も折り、先週から突然、多忙になった。

忙しい。

それはそれで、有り難いことではあるのだけれど、ブログの更新もままならないとはいかがなものだろうか。
ちょうど先週は、そのブログについて話題になったばかりである。
曰く、「社長ブログの更新がままならないので、スタッフブログの1コンテンツにしてもらえないか」というもの。
それはそれで難しい作業ではないのだが、せっかくこれまで運営してきた「社長ブログ」が勿体無くはないかと、ソッチの方が気になってしまった。

と、逆に質問されてしまったのである。

「ブログ、更新してんの?」と。

ちょうど先週は、書き貯めた原稿もあり「7日間連続更新」を果たしたばかりだったので、

「もちろんですよ!」

と答えたが、ストックを吐き出して在庫がなくなっていたのも事実。
正直、「これから」も更新を続けられるという自信は無かった。

つか、「更新してる?」と聞かれる時点で結構ショック。
このブログには、私個人の身の回りに起きたこと、体験したことなどを結構書いているのだが、そんな「ついこの前書いたコト」を現実生活で聞かれる場合が結構多く、つまり「このヒトはブログを書いている」と知っていても、敢えては読まれない場合が多いというのが、最近身に染みて分かってきたのだ。

「ブログ」に疲れたヒトにも、「ツイッター」なら、なにせ「最大140文字」なので、あまり悩むことなく続けられる。

などとよく言われたりもするが、現実社会で知り合いのヒトが「今なにしてるか」は直接聞けばいいワケで、わざわざサイト上の「つぶやき」で確認するヒトのほうが少ないだろう。
(ストーカーじゃないんだから。)
だいいち、「ツイッター」だって自ら書くだけでなく、自分の「つぶやき」を見てくれている人が「逆に」ナニをしているか、つぶさにチェックしなければならない
ネット上の関係って結構大変なのである。

だから、「ブログ」を書くことに疲れたヒトが「ツイッター」でうまくいくとはちっとも思わないし、そもそもそうやって「ムリに」利用者の裾野を広げる必要もないだろう。
疲れようが難易度が高かろうが、やるヒトは「やる」、やらないヒトは「やらない」。
それが、ネット上でのコミュニケーションだと思うのだ。

そんなワケで、現実社会の多忙という充実も大いに結構であるが、「ネット」という仮想空間での「繋がり」も大切にしていきたい。
そんな、今日この頃なのである。