ピーチクパーチク
「ツイッター」の利用法について考えている。
「ツイッター」は、基本「知り合いのつぶやきを見る」ものであって、登録したばっかりで知り合いのアカウントを知らない、とか、知り合いにツイッター登録者が居ない(オレの場合はコッチ。w)場合には、誰も居ない部屋でひとりごとを言っているようなものである。
それでも、よく聴くラジオ番組のアカウント(@barakanmorningとか、@InterFM_LazySunとか。) をプレイリスト欲しさにフォローしていると、自然とそのリスナーさんがフォローしてくれたりして、少しずつ「友達の輪」が広がるものである。
とはいえ、それは「見ず知らずの人」。
「つぶやき」のスタンスもまちまちだし、利用法も異なる。
なかなか、ソコでコミュニケーションを取るまではいかないのである。
ここに、「ニッポンのお茶の間 ピーチク」
http://ptic.jp/
というサイトがある。
これは、「今、聴取している番組についてつぶやこう」という趣旨のもので、「ツイッター」のアカウントでログインし、「つぶやき」を書き込めるようになっている。
「んなもの、2ちゃんの実況板でいいじゃねぇか」
なのだが、オール匿名であっという間に流れる掲示板と違い、発言者の素性をある程度晒しながらの書き込みになるので、もう少し控え目というか、理性のある流れになっていくのである。
(実際ワタシも、ドラマの宣伝で出てきた矢田亜希子を見て、「どうせコイツもシャブやってたんだろ?w」と書き込もうとしたのだが、いろいろ考えて思い留まった。推測だけでは書き難いのである。)
その、「控え目な毒吐き」が面白い。
面白いし、お茶の間で嫁さんと話していたことを書き込むと、それに共感してくれた人がネット上で「フォロー」してくれる。
そんなコミュニケーションサイトなのである。
その仕組みは簡単なもの(ハッシュタグ「#」をピックアップしてくるだけ。)なので、似たようなサービスは他にもあって、
Blabo!
http://www.minki.jp/
はお世話になっているエニグモさんが最近オープンしたサイトで、参加企業の広報会議にツイッター経由で参加してしまおうというもの。
コチラのサイトでは、「ファシリテーター(facilitator)」がしっかり議事進行してくれるので、決して「企業の実態を暴露」みたいな流れにはならないから安心だ。
そんなワケで、二次利用することにより、その利用価値が高まりつつある「ツイッター」。
おかげでワタシの「フォロワー」も順調に増えつつある今日この頃なのである。
「で?」
とか、そういうコトは、言わないのがルールなのである。
ちなみに前述の「矢田亜希子」のくだりでは、バッシング一辺倒の書き込みに慌てて数分で工作員が湧いた。
そりゃそうだ。
放送局としては当然の対応だろう。
しかしその工作員の書き込みに対し、相手にせず静かに対応する参加者の良識が印象的だった。
みんなオトナなのである。