botがbotに上手にbotの絵を描いた。

dubrock2010-06-05


番宣の為に開設した期間限定のアカウントなので、仕方ないことなのかもしれないが、テレ東・大江麻理子ツイッターhttp://twitter.com/oe_mariko)更新が停止してしまったのは非常に残念なことである。
しかしながら、1万人のフォロワーが彼女の「つぶやき」に答えるとあっては、それを見るだけでも大変なことであり、そいつを「業務の一部」として今後も永続的に行うというのは、誰が考えたって不可能なことでもある。

そんな日曜の夜に、Mr.サンデーを観ていてふと思った。

滝川クリステルは、ツイッターやってないの?」と。

ちょっとつぶやいてみると、

滝川クリステルbot
http://twitter.com/tchristel
という返信があった。

これは、・・・

bot(ボット)」、つまりロボットというか、プログラムである。
「プログラム」が、「滝川クリステルっぽいコトバ」、つまり、

忙しい毎日でも、楽しい週末が待っているから笑顔でいられるんですよね。
とか、
父親とは、フランス語、母親とは日本語で会話しています。
みたいな、いかにも滝クリが言いそうなコトバを、勝手に自動でつぶやいてしまうというものなのである。

これがよく出来ていて、ホンモノよりも滝クリらしいのである。
どれくらいホンモノっぽいかというと、もうこれさえあれば、ホンモノの滝川クリステルなんか要らないぐらいなのである。

しかも驚くなかれ、この「bot」に、なんと160人ものフォロワーが付いているのである。
そうなると、たまにつぶやく

2010/4/8 幻冬舎文庫のイメージキャラクターをつとめさせていただくことになりました。 4/9(金)より全国書店にてビジュアル展開していきます。お楽しみに!
といった宣伝も、効果が上がろうというもの。

で、ふと思った。

オレも「bot」作って、そいつがたくさんのフォロワー持ったら、宣伝に使えるんじゃないだろうか、と。

早速調べてみると、

プログラミングができなくても作れるTwitter botの作り方
http://pha22.net/twitterbot/
というページ(かなり有名)に、その「簡単なプログラム」が公開されていた。
仕組みは、予め用意しておいた「つぶやき辞書」の中から、順番若しくはランダムに、「つぶやき」を投稿するというもので、プログラム自体も非常にシンプルなものであった。

これなら、いけそう。

そんなワケで、お次は「誰のbotを作るか」である。

「キリン」
首の長いヤツじゃなくて、マンガの「キリン」である。
ポルシェを目の敵にして追い掛け回す、バイクキチガイのハナシ。
その主人公たちが言う印象的なセリフ、たとえば

「キリンは泣かない」
とか、
「チャックチャックイエーガー
とかを、つぶやかせたらどうだろうというアイディア。
これは奥さんの、

「キリンて誰も知らなくね?」

の一言で却下となった。

続いてピストン西沢
J波の「グルーブラインZ」でパーソナリティを務める、「ピストン西沢」である。
「ピーチク(http://ptic.jp/)」にも一枚絡んでいるし、ちょくちょく聴いているからネタに尽きないし、

「ウザいもの:ワタシの黒目、ひまわりなのよ見て見て、と言うベッキー
なんてな「つぶやき」は、結構ウケると思われたのだが、これもやっぱり知名度からNGとなった。

じゃあ、本人がやらなそうなトコロで、小泉純一郎とかどうだろう。

構造改革!」
とか
郵政民営化
とか言わせておいたら、ソコソコ人気出るんじゃね?
なのだが、もうコイズミの時代じゃなし。

あとは電車男?(古い!)

青木功は?(なんだそれ?つか、本人に怒られるべ。)

なんてな試行錯誤の末に搾り出されたアイディアというのが、

全国46000人の、個人タクシー乗務員を代表してつぶやく、「個タクでポン」 (taxi_pon) on Twitter
http://twitter.com/taxi_pon

・・・

いやね、コレは「bot」がどんなもんだか試してみるテスト、なワケだし、「bot」でちょっと検索すると、マニアックなアニメキャラとかいっぱい出てくるし、で、諦めた結果がコレ、なのですよ。

そんなワケで、キャラ設定も決まり、ちょいちょいちょいっと動かしてみた「bot」。
自動実行にはとりあえず、Google App Engineのcronを使ってみた。(「GAE cron」などのワードで検索)

これがウケるかどうかは定かではないが、更新が重荷になったツイッタラーのほうが、この仕組みはハマるんじゃないだろうか
そんなコトを思った、TwitterBotのハナシである。

今、アナタが話しているその相手、もしかしてbotではありませんか?