旅行先で買ったものが「お土産」なのか、お土産を買いにいくのが「旅行」なのか


嫁さんの実家から、お義母さんとお義姉さんがやってきた。
上野駅の新幹線ホームまで出迎え、レンタカーで東京周遊。
ちょっとした観光ガイドである。

業平のスカイツリー建設現場

とりあえず、業平のスカイツリー建設現場へ。
その大きさに驚いてもらったら、早くも昼食である。
正直、銀座あたりの料理屋で「ランチ」と考えていたのだが、要望により横浜・中華街へ。

これは想定の範囲内であるので、特に驚くことはない。
甘栗を執拗に勧められながら、飲茶で昼食。
杏仁豆腐を平らげたら、お台場に移動である。

お台場

お台場で、「ガチャピンのキーホルダー」を物色。

さらに物色。

ひたすら物色。

ただただ物色。

「もういいでしょ?」という時間を、1時間ほどオーバーして、お台場を後に。
あとは東京タワーと六本木ヒルズを下から眺めて、東京駅へ。

大丸の地下で、銀のぶどうの「かご盛り 白らら」と、ねんりん家の「バームクーヘン」を持たせたら、あとは新幹線に乗せて、・・・

なのだが、ここでお義姉さんから

「まだ新幹線には乗れない」

の声が。

なんでも、まだお土産が買いきれていないのだという。

あれだけ買って、まだ足りないの!?

なのだが、再び地下街に戻り、物色を続けるお義姉さん。

結局ここでも、予定を1時間ほどオーバーして、両手に抱えきれないほどのお土産をぶら下げて、新幹線に乗り込んで行った。

個人的には全く土産物を買わない主義なので、
「お義姉さんも、もっと『旅』を楽しめばいいのに」
なんて思ってしまうのだが、当の本人にはあれが「一番楽しかった」というから、まあそれ以上は言うまい。
持たせた「バームクーヘン」を小姑がとても羨ましがったというから、それでいいことにしよう。

ついでに買った「行列のできるバームクーヘン」を食べながら、「旅」も人それぞれなんだなぁと思った、慌しい「旅行ガイド」の一日だった。

皆さんは、お土産「買う派」?

それとも、「買わない派」?