iPad英語学習法

んど弊社でこのような本を出すのですが、ご興味ありますか?

と出版元の阪急コミュニケーションズさんから聞かれて、

「要る要る♪」

と即答して頂いたのが、本著「iPad英語学習法」である。

流行りの“いぱd”で、いったいどうやって“英語”を学ぼうと言うのであろうか。
非常に興味のあるトコロである。(ただの有料アプリの紹介本だったら許さないよ。w)

ちょっと前ハロワに、

仕事内容: 単体テストの実施、結果記入、ドキュメント整理等

応募資格: 四大卒以上、35歳まで
TOEIC850点以上、高度情報処理優遇

歓迎する能力:
プレゼンテーション、ロジカルシンキングファシリテーション
プロジェクトマネージメント等

どなたにもできる簡単なお仕事です。

なんてな求人が出ているとか出ていないとかで話題になったが、“英語が話せる”ことと“TOEICの点数”とは無関係である。

と、ちょっと前まで“TOEIC”をどうやって読んだらいいのか知らなかったオレが言ってみる。
ヾ(・∀・;)オイオイ

ともかく、プロフ欄に“英語は話せない”と書いているワタシではあるが、“このままじゃいけない”とは常々思っているワケで、“チャロ”はじめ様々なコトにチャレンジしている次第ではある。

ところで、その“チャロ”をやっていて思ったことが1つ。

それは、

「このフレーズを覚えたところで、使う機会ってあるのだろうか?」

というコト。

それが「NHKだから」という括りで話すつもりもないのだが、一般的に英語の教材というのは表現が上品で、日常的な場面にはあまり適さないのではないかと思うのだ。

かといって、“スタンリー・キューブリック(Stanley Kubrick)の戦争映画”を聞きかじって、“ファッキン〜”を連発したらヤバい、というコトぐらいは分かる。

つまり、同年代の、似たような階層なり業界なりに居る人の英語(つか“米語”?)に触れること“こそ”、“英語が話せるようになる”ことへの近道だと本著には書かれているのだ。

のみならず、自ら単語を並べて作文することなく、ネイティブが言ったことをそのままそっくり“引用”することこそ、必要だと本著では唱えているのである。

その端的な例として、「私は図書館へ行った」をどう表現するかが挙げられている。
グラマー(文法)を習ったワタシからすれば、「私」が"I"で「図書館」が"library"。
「行った」だから"go"の過去形"went"を使って、"I went to library."で、

「アレ?"to a library"か?"to the library"か?」

みたいに悩むのではなくて、「私は図書館へ行った」は"I went to the library."というフレーズで一っ括りに覚えてしまおうというのが本著の主旨であって、それをスティーブ・ジョブズ(Steve Jobs)もそう言っているならば、オレが使っても問題は無かろう、という主張なのでありました。
(オレが中年女性の言い回しを真似たら、オカマみたいなニュアンスになっちゃうだろ?w)

そんなワケで、タイトルにも出てくる"iPad"は“ツール”でしかない。
別に、ノートパソコンでもガラパゴスケータイでも良いんだろうけど、“あえてiPad”なのはその“持ち運びのしやすさ”と“操作の直感性”。

これで、

“まずは”有名人のtweetを見るトコロから入って、彼らの表現をそのまま取り入れてしまおう

というのが、本著の主たる部分なのでありました。

そんなワケで、“結構マジメにtweetしている有名人”から始まって、“使える無料アプリ”、“タダで聴講できる大学講義”など実用性が満載の「iPad英語学習法」。

通常の書籍と装丁が逆

というコトに気付いたら、これが“英語”の“学習法”について書かれたものだと実感してほしい。
そんな、“使える1冊”なのでありました。

ところで、Wikipediaによれば、元オン・ザ・エッヂ取締役の小飼弾氏は、

ブログではプログラミングからテクノロジー、アニメやニコニコ動画といったオタクのサブカルチャーまで、ギークを指向する話題を中心に扱っている。
また、ブログで度々行っている書評は、印税より書評投稿により得られる本のアフィリエイトの方が収益がよいと自ら言及するほどの人気を集めており、その影響力から、ブログ上で書評を書いてもらうことを目的として、出版社や著者などから数多くの本の贈呈を受けており、その数は1ヶ月に300冊にも達する。
本を読むのが速く、1時間に10冊もの本を読める。
将来的には紙の本は9割方姿を消すというのが持論。
というコトらしい。

これを読んで、(アフィリエイト収入はともかく)月に300冊の贈呈とはなんと羨ましいと思ったのはワタシであり、今回初めてオファーされたこの本を、大切にしていきたいと思う今日この頃なのでありました。
(これまでは応募抽選だったよ(´д`)ママン…)