流浪の民
世間はお盆だというのに、奥さんのケータイを物色する毎日である。
この機能で3万切ったら買いでしょう!
なんて書き込みが日常的になるくらい“携帯端末は有償”がすっかり定着した現代にあって、
端末代などビタ一文払わねぇ!(# ゜Д゜)
を貫く昭和なワタシである。
というか、
「なんだかんだでタダになります」
と言う家電屋のオネエサンに騙されて、ソフトバンクの24回分割プランを利用して散々な目に遭った教訓、なのかも知れない。
というのはもう3年も前から言われていることであって、それが未だに改善されていないとはどういうことだろうか。
「ホワイトプランでのご契約が現在最も多く、そのことが、“分かりにくい”とご批判を受けております弊社料金プランへの、ユーザー様の1つの回答と考えております。」その“ホワイトプラン”が、「今後の契約(更新)から2年契約となります」ってどんな複雑怪奇?
「他社様に合わせまして、・・・」
と禿ショップの店員は言うが、
ヨソが2年契約だからって、オノレんトコも真似する義理はあるまい?
(MNPによる転出阻止策だと素直に言えよ。w)
そんな、ショップ店頭のサービスレベルも著しく低下したソフトバンクはもうご免だ。
かといって、“業界1位”のドコモはもっと嫌だ。(これは生理的な理由だからどうしようもない。)
そんなワケで、“au”の端末について勉強してみた次第なのだが、・・・
今年の5月に購入した「SH004」は、店頭で“新規契約0円”だった。
こんなに高機能で0円!?
と当時はホクホク気味だったのだが、“新しいOSが搭載された直後の機種”とかで“レスポンスが悪い”というのが専らの評判。
たしかに、メニュー画面からメール送信までの一連の操作に対して、画面が付いてこないというストレスは感じていたトコロ。
それでいて先行したキー操作が有効だから尚更始末が悪い上に、キーのタッチ感もイマイチ・・・。
となると、とても奥さんにも勧められたシロモノではなかったのであった。
(ま、オレの時は“急”を要したので仕方がなかったとはいえ、ね。)
仕方が無いので、2010年の夏モデルを見せてみると、ソニー・エリクソンの4番(S004)が(デザイン的に)気に入ったみたいである。
機能も申し分ない。
そろそろ“MNP0円”での提供も始まったみたいだ。
ならば、と「価格.com」のページで確認してみると、・・・
近年まれに見る不具合書き込みの多さ!_| ̄|○
コレと東芝の4番(T004)が、“Snapdragon”とかいう1GHzのCPUを積んでいるらしく、
レスポンスがとにかく(・∀・)イイ!!
らしいのだが、ほとんど不具合の書かれないT004に対して、S004のトラブルの多さと言ったら、「一度ハマり出すと、何度交換してもダメ」なレベルなんだとか。
(コレは機械にツイてない奥さんには勧められない・・・)
かといって「T004」は、未だにMNPでも3万円を切る気配もなく、そんなアナタにオススメの機種は、シャープの8番(SH008)なんだそうな。
「SH008」は、S004、T004ほどには速くないが、“まあまあのレベル”(←何様?w)だそうで、価格も最安“新規7350円”というコトは、タダになる日もそう遠くはない様子。
秋の新商品発表後が狙い目だな。
なんて自分に言い聞かせる、今日この頃なのでありました。
“S004のダンピングが始まっても、T004はそのまま。”
そんなケータイ業界の値付けの巧妙さに“小豆相場”を連想した、今日この頃なのでありました。
ちなみに、
もう、小一万ぐらい出しても良くね?
と思い始めた自分が居るということは、ココだけの秘密だ。