全額返金します

dubrock2010-08-27


の昔、それまでvodafoneユーザーだった友人が、auから発売されたばかりの「CDMA1」に乗り換えたことがあった。
「常時複数の基地局と接続し、そのうちで最適な電波状態の回線を使用する」だったかな?
友人はその“クリアな通話品質”を賞賛して止まなかったが、・・・

アレってもしかして、単に“電波”の問題じゃね?

そんなコトを思ってしまう、最近ソフトバンクからauに乗り換えたワタシである。

実際、以前使っていたソフトバンク携帯はよく切れた。
通話中の相手の音声が途切れ途切れになるのは当たり前、電波状態によっては通話中の回線が切れることだって、「無線だから致し方ない」と思っていたほどなのだ。

ところが、である。

新しいau携帯は切れない。
音質がクリアなのもさることながら、自動車で移動中だろうと壁に囲まれたトイレに入ろうと、その通話は途切れることすら無いのである。

「キャリアがソフトバンクだから」という理由で、iPhoneを買い控えている人が多い”というハナシがある。
ソフトバンクユーザーだった頃は、そんな2ちゃんねらーが言う周波数帯のハナシなど、「ただの思い込みだよw」と思っていたのだが、比べてみて改めて思う。

ソフトバンクの電波は弱い」と。

そいでもって、ココへ来て「日本通信SIMフリー版「iPhone 4」対応のmicroSIMカード供給

日本通信は、アップルのSIMロックフリー版「iPhone 4」向けのmicroSIMカード「talking b-microSIM プラチナサービス」を発表した。
NTTドコモFOMAの通信インフラを利用してiPhone 4が利用できる。

 「talking b-microSIM プラチナサービス」は、どの事業者でも利用できるように「SIMロック」がかけられていない「iPhone 4」に装着して、利用できるmicroSIMカード。
iPhone 4専用のmicroSIMカードとなり、基本的にほかの製品には対応していない。
なお、ソフトバンクモバイルが取り扱う「iPhone 4」は、SIMロックが施されている。

 通信帯域は800MHz帯および2GHz帯に対応し、iPhone 4を通信モデムとして利用してパソコンなどで通信できる「テザリング」(最大300kbps超)もサポートする。
日本通信では従来、データ通信サービスの主な用途をメールやWebとし、平均の通信速度を最大300kbps超とアナウンスしてきた。
今回の「talking b-microSIM プラチナサービス」では、300kbps以上の通信が可能で、UstreamYouTube、地図サービス、App Storeからのアプリダウンロードなども快適に行えるとしている。

 ただし、通信速度については目安を含め非公表とする方針。
「talking b-microSIM プラチナサービス」では、iPhone 4を快適に利用できる通信環境を用意するため、主要なアプリについて快適に使える通信速度や応答速度などを調査し、アプリ毎に最適な通信速度が割り当てられている。
こうした製品の特徴のために、iPhone 4専用のmicroSIMカードとなっている。

 日本通信では、動画や地図サービスなど帯域速度が必要なアプリのテストを行い、2Mbps、1Mbps、500kbpsなどと段階的に通信速度を切り替えて、iPhone 4で処理できる最適なパフォーマンスを調査しているという。
過度に帯域速度を上げても端末側が処理できず、無駄に帯域を消費することに繋がる。
「talking b-microSIM プラチナサービス」がiPhone 4専用となっているのはこうしたためという。
http://k-tai.impress.co.jp/docs/news/20100823_388829.html

というニュース。
これにより、通話料別月額6260円で、ドコモの電波でiPhone4を使うことができるのである。

そんなことなら、慌てて「iPhone4」買うんじゃなかった!

という声が聞こえてきそうだが、そんなアナタに朗報なのが「iPhone4のアンテナ問題」。
あれだ、“ボディフレームをアンテナとする斬新な設計”とアップル関係者は自慢げだったが、実はその思想は他メーカーでも思いついていて、“ユーザーが(フレームに)触れることによって電波感度に影響が出る”という理由でお蔵入りになっていたもの。

その、“ボツ”アイディアを製品化したことによって、・・・

そう、最初はアップルも、

「それはユーザーの使い方の問題だよ。フレーム部分に触れないように持てばイイ」(←どうやって?w)

とかハゲたこと言っていたのだが、後にシリコンカバーを無料配布することになった“あの”iPhone4のアンテナ問題である。

この問題により、ソフトバンク禿孫氏は「購入後30日以内であれば、返品対応する」と言い出した

孫さんの目に涙か!iPhone 4 全額返金いたします(ITライフハック) - livedoor ニュース
http://news.livedoor.com/article/detail/4968413/
のでありました。

つまり、

“買ってはみたけど電波に不満”なiPhone4ユーザーは、とりあえずソフトバンクには“返品”して、ドコモの電波を試す選択肢もある

というコトなのであります。

だから、何?w

そうそう、オレもちょっと前までそうだった。
auの電波を試すまで、は。

そんなワケで、香港あたりからiPhone4を輸入するビジネスを模索する今日この頃。
やっぱ“ロレックス”みたいに、

「空港に着くまでは動いているiPhone4」

「日本に着くまでは動いているiPhone4」

なんてのが有りそうな、今日この頃なのである。

ちなみに「iPhone」と言えば、先日の法事でソニーの関連会社に勤める義兄の前で、義従兄が自慢げに「iPhone」を取り出し、これ見よがしに操作したことが思い起こされる。
場の空気が一気に張り詰め、変な緊張感に包まれたことは、もちろん言うまでもない。