SATA(シリアルATA)
近所のPCデポでは、週末になると特売チラシを折り込んでは集客をしているのだが、先週はせっかく用意した店頭の誘導路に、開店を待つ客はゼロだった。
そりゃそうだ。
1TBハードディスクが特価!限定3名様!
とか言われたって、毎週毎週そんなに大きな記憶容量を求める人が押し掛けるハズも、ないのである。
にしても、ハードディスクは安くなった。
置き換え式のハードディスクなら、店頭に並ぶのは最低でも500GBから。
それでいて、プライスは特売じゃなくても1万円を軽く切るのである。
で、先日中古パソコンの手配を頼まれて思った。
これまで、小一万払って業者に依頼していたHDDの増設置き換えオプションは、自分でやったほうが安上がりなんじゃないか、と。
で、早速、その試みを実際に行って検証してみた。
2007年製のHP。
CPU3G弱、メモリ1G。
エクセルとインターネットぐらいしかしないニーズには申し分ないスペックである。
実装されたHDDは40GB。
これを交換せずにそのままオーダーした。
他方で、PCデポで500GBの内蔵型HDDを購入。
その時カウンターのオネエサンから、
容量500ギガのシリアルATAでよろしいですね?
な〜んて聞かれたのだが、生返事で帰ってきたのだ。
程なくパソコンが到着。
一端電源を入れて動作を確認した後、早速バラしにかかる。
余計な部分に触れないように、ハードディスクを外して、・・・
案外カンタンなものである。
交換後、来たばかりのPCに“リカバリーディスク”なるものをブチ込み、OSからブート。
起動。
・・・
センセー、手術は、成功ですね!?
そんなワケで、業者に頼むのの6掛けぐらいで完了した「500GBハードディスクの実装」。
それはそれでいいけれど、外した40GBのハードディスクはどうしようか?
そうだ。
以前回収した、HDDに不具合の発生したパソコンに移植して、・・・
あー!!ケーブルが挿さらない!
なんで?
コネクタ全然違うじゃん!?
(どうすんだよ、コレ!?)
そんなワケで、今さらながらに知った“記録ドライブの接続インタフェース規格の世代交代”。
なんでもなじみの深い“パラレルATA”は2008年頃に姿を消して、以後は“シリアルATA”が主流となったそうな。
そんなワケで手元には、HDDのイカれたPCと、搭載できないHDDが一基。
コレをどうしようかと思案中の、秋のお彼岸なのでありました。
変換アダプタ使ってまで活用する問題なのか、それが、問題なのである。