プジョーに試乗で気分は上々,Yeah

プジョー東京・恵比寿はプジョーシトロエン・ジャポン株式会社の本社にやってきた。
今日はコチラで、「プジョーの308」に試乗。
しかも、

2時間、好きなように使ってみろ
というプレスブログさんの企画なので、かなりテンションが上がっている。

試乗の前に、まずは「プジョー308」について予習しておこう。

プジョー308」は、FFレイアウトコンパクトな1600ccターボ付きエンジン6速オートマティックトランスミッションと組み合わせて搭載し、・・・

ボディタイプは「クーペ」に「ステーションワゴン」、「カブリオレ」の3タイプかぁ。

カブリオレ」だったらどうする!?w

なんてな話題で盛り上がりながら恵比寿に向かったのであるが、試乗車はどうやらクーペらしい。。。

そんなワケで、担当の方が来るまで、特徴的なデザインの試乗車の前で“勝手”に記念撮影である。

プジョー308

今回の試乗には、犬を連れていく旨事前に連絡していたので、オプションのペットドライブシートも貸し出ししてくれた。

プジョー308

このシートがスグレモノで、「ブルーライオンのマーク付き」もさることながら、ファスナーで分割して後席に人が一緒に乗ることもできるのである。

プジョー308

こういう、「使ってみて初めて分かる配慮」みたいなのって、とっても大事だと思う。
「ただ安けりゃいい」ってワケでもないのである。
(ま、安いに越したことはないけど、さ。w)

そんなこんなで準備が完了したら、たった260キロしか走っていない新車に容赦なく犬を乗せて早速出発である。
(ちなみに、試乗車は「ステーションワゴン」であった。)

プジョー308
(おっ、決まってるねぇ♪)

ちなみに言っておくが、「プジョー308」は輸入車であるので、ハンドル右側のレバーがワイパー「ウインカーは左側のレバー」である。
そんなワケで、ワイパーを動かしながら明治通りに合流。_| ̄|○
その後も角を曲がる度にワイパーを動かしながら、246までやってきた。

さて、ドコへ行こうか。

「お台場」とか、「スカイツリー」とか、いろいろレコメンドされていたが、せっかく2時間もあるのだから、もっと遠くへ行ってみたい
そんなワケで、とりあえず三軒茶屋から首都高へ。

本線合流の「スルドい加速」に驚く。

小型のエンジンに過給機を付加し、パワーと燃費を両立

は最近の欧州車のトレンドではあるが、6速オートマティックとのマッチングは秀逸。
あっという間に法定速度に到達してしまうのでありました。

プジョー308

ちなみにスピードメーターは240キロまで刻んであって、国産車の180キロメーターの感覚で走ると、若干オーバースピード気味になる。
いわゆる3ナンバーボディに小さめの1600ccエンジンながら、その非力さを感じるところはないのでありました。

プジョー308

快調なペースで東名に流入
その軽快な、少し硬めのドライビングフィール。
これが発揮されるのは、やっぱり高速道路だとつくづく思い、

御殿場まで行っちゃう!?
なんて冗談が出た矢先に、・・・

事故渋滞である。_| ̄|○

それもヤリたてのほやほや。_| ̄|○

プジョー308
時折流れを止めての検証が行われている始末で、この事故現場を通り過ぎる時点で、持ち時間はあと20分に

慌てて秦野中井で折り返しても後の祭り。
上り線は大和トンネルの事故渋滞の最後尾に付くこととなり、・・・

さらに首都高でも事故?( ゜д゜)ポカーン

駒沢渋滞5キロ?( ゜д゜)

そんなこんなで、予定の時間を大幅にオーバーして帰庫。_| ̄|○
実に3時間にも及ぶロングドライブになったので御座いました。ヾ(゜д゜;) スッ、スマソ

それでも疲れを感じなかったのは、たぶん「座り心地が良い」と評判のシートのおかげ。
あと、開放感抜群のムーンルーフ

プジョー
が、後席の奥さんに好評なのでありました。

プジョー308
(ハナちゃんもリラックス、である。w)

そんなワケで、プジョーシトロエン・ジャポンの皆様に多大なるご迷惑をお掛けしながらも、「プジョー308」を満喫した週末。
車の購入をご検討なら、是非とも一度試乗して頂きたい1台であった。
頂いたお土産のブルーライオンの特大ストラップ”は、早速奥さんのケータイに取り付けられましたとさ。

プジョー308

くれぐれも安全運転、で。

所信

dubrock2011-01-19

「毎年お正月にはぁ、今年一年で5kg痩せるって目標を立てるんですぅ」
と言う彼女が居た。

何年前からの「毎年」かは知らないが、それでもとうに30を過ぎた彼女は今ごろ捕らえられた「グレイ」みたいになっていなければならないハズ。
現実はなかなか厳しいようである。

去年は年頭に、

墓を買いたい

というのと、

車を買いたい

というのを掲げた。

どちらも「カネ」さえ出せば叶えられるものであって、前述の彼女のような「節制」は必要としない。
だから、というワケではないが、それらは昨年中に達成されてしまった。
(夢想していたものとは幾分かの違いがあった、が、・・・。)

ともかく、
「これをやりたい」
というのは、公言することが全くの無意味ではないような気がするのである。

しかるに今年の所信であるが、・・・

これが可笑しいぐらいに浮かんで来ない。
欲望の塊を自負するワタクシとしては、それは非常に由々しきことでもある。

がしかし、・・・

何しようか。

で、である。
思い付いたのが「財務体質の強化」。
これまで持てる資産を全て流動化させ、さらに流動資産を目一杯リスクに曝して運用してきた。
この方針を改め、「少しは」リスクに備えるようにしようというのを、今年の目標にしたいのである。

とはいえ、世間はこの不景気。
大手企業ですら、それ(財務体質の強化)を目標に掲げておきながら、なかなか達成できていないというのが現実。
個人レベルでそれをしようというのは、なかなかに難しいであろうことは、容易に想像ができるのである。

ならば、無理か。
やめるか。

いやいや。

なんにもなくして、ただ漫然と一年を過ごすのが良くないのであって、たとえ実現が難しかったとしても、目標を掲げることに意味がある。
だから、いいのである。

今年の目標、「財務体質の強化」。

どれくらい強化するかというと、「働かなくても、当座は生きて行ける」くらいに。

そんなワケで、蓄財に走った途端に不意の出費に追われる昨今。
生きていくのは、なんてカネのかかることだと実感した、今日この頃なのでありました。

毎度ご面倒をかけます

dubrock2011-01-12

犬を、拾ってしまった。
「思わず」である。

事の始まりは、休日に訪れたホームセンター、そのドッグランでのこと。
このホームセンターは子犬の販売もしているので、駐車場に犬が居たとて、さほど珍しいハナシではない。

そんな1匹の迷い犬、というか、つい今しがた飼い主の手元を放れて逃げ出してきた「脱走犬」。
そんな感覚で捕まえたのが、今回の「拾い犬」なのであった。

ところが、捕まえてから冷静に辺りを見回してみると、愛犬を探す飼い主らしき姿はどこにもない。
ばかりか、子犬は妙に薄汚れていて、爪もかなり削れている。
つまりこの犬は、「野良」だったのである。

とはいえ、見るからに生後間もない子犬。
このままここ(駐車場)に置いて行ったら、道路のシミになってしまうのが関の山だろう。
(というか、そう考えるだけでも夢見が悪い。)
そんなワケで、「とりあえず」実家に連れ帰ることにした。
実家はちょうど、十年来の愛犬が急逝したばかり。
亭主が死に、その一周忌に合わせるように愛犬にまで死なれては、奥方の落胆はいかばかりかと案じていたところなのであった。

これを世間では、「余計なお世話」と言うらしい。
当の本人はペンションの手伝いに花摘みにと引く手数多。
多忙な毎日を送っていたから、
「悲嘆にくれて毎日泣き明かし、・・・」
みたいなハナシでもなく、それでも小刻みに震える子犬を見ると、・・・

結局あれだな、ウチの母ちゃんは「世話好き」なんだな。
早速「クマ」なんて名前まで付けて、飼う気満々。
「犬はしばらく要らない」
なんて言っていたのが嘘のような、母親なのでありました。

トイレシートとドッグフード(パピー用)など買い求め、実家を後にする。
と、翌朝、その母親からメールが。
てっきり昨日の子犬は死んだのかと思って慌てて開くと、そこには、

きのうのいぬ のみだらけでした

と全部ひらがなで書かれていた。
今日は、前の愛犬がお世話になった動物病院に連れて行って、お披露目と健康診断をするらしい。

捨て猫を拾ってくるのは姉の専売特許(現在猫3匹)だったが、それを笑って居られなくなった今日この頃。
久しぶりにブログに書いてみようかと思った、冬の朝なのでありました。

海上保安官は英雄か

dubrock2010-11-18


結局、政府が中国に配慮して公開を見送った“尖閣の映像”を、わざわざYouTubeにアップした海上保安官の立件は、見送られることとなった。
まあいろいろとご意見はあるだろうが、“あれ”を公開するか否かを、巡視船勤務の一海上保安官が決めて良いワケがない。
それだけは間違いないだろう。
(まあ、見ごたえのある映像ではあった、が。)

そういえばこの事件に関しては、せっかく“確保”した中国船の船長を、処分保留のまま放したあたりからおかしなコトが多かった。
(相手が相手だけに、そりゃそうなのだが、・・・。つか、漁船を追う段階から官邸に“伺い”を立てていたみたいだし。)

この、船長を放した件で、麻生だか石原だかがマイクを向けられ、

この国では“いつ”から、地裁の、次席検事が、国際情勢を鑑みた判断をするようになったのか。
みたいなことを言っていたが、たしかにその通りだと思う。
通常の公務員的思考で、そういった越権判断がされるはずもなく、つまりは背後に、政府トップの判断があったことは明白。
そうやって“くさいもの”が下に下にと流れ、最終的に現場が泥を被るというのも、組織であれば当然のことなのである。
(なんてなことは、週刊誌レベルで幾度となく書きたてられていたことだが。)

そこで、“尖閣の映像”である。

竜馬ブームだか何だか知らないが、巡視船勤務の一海上保安官が、判断することではない。
というのも、“たまたま”中国に媚びを売ることが日本の国益と考える人たちの政権下であって、空気的にも「少しは(中国に)強気の姿勢を見せろよ」というムードだから済んだようなもの。
これが、中国の資源輸出に大きく影響し、その“悪影響”を被る人の方が多くなった時に、こういった個人判断は“個人攻撃”の格好の的となる。
そんな、“一億総村八分”みたいな状況になってしまっては、いくらそれが、どんなに崇高な愛国心から生まれた行為であったとしても、攻撃される個人を守る術がないのである。
耐震偽装事件の時の設計士アネハさんを思い起こして頂きたい。結局彼の奥さんは、周囲からの批判の目に絶えかね、自ら命を絶った。報道はそれっきり収束したのである。)

組織トップの判断に不満を持ち、自ら“正しい”と思った行動をする。
それも、“海上保安官”という立場で。
立派なクーデターである。
それがまかり通るようであっては、組織が保てない。

そのことと、自国の国益を最優先に考える外交の舞台で、中国に媚びを売ることが日本の国益と考える政権に「ノー」を突きつけることは、離して考えなくてはならない。
それは、あと2年と少し以内に行われる総選挙でやること。

それまで待てない。
それまで待っては日本が潰れる。

そんな考えから自ら行動することとは、意味が違う。
それでは余りに、自民党に毒され過ぎ。

制度があって、ルールがあるのだから、それを守るのが秩序。
そして率先して守るのが、公務員であって、特に自衛官海上保安官であると思うのだが、どうだろうか。

いずれにしても、これで罪に問うとさらに立場が苦しくなるという“政治判断”から、情報漏えいについては立件しないこととなった海上保安官に、早く安息の日が訪れることを願いたい。
再就職して、“一市民”に戻れる日は来るのであろうか。

自民党公認で総選挙に出馬、なんて悪い冗談は、聞きたくないものである。

ハムのさいとう

dubrock2010-11-03


近所の肉屋みたいなタイトルになってしまったが、4年前に“ハンカチ王子”として甲子園を湧かせた早稲田の斎藤佑樹のハナシである。
4年前に彼が大学進学を選んだ時には、なかなか思慮深いコゾーだなと思ったものだったが、結局プロになるのであれば、この4年間は何の意味もないものとなってしまった。
っていうか、ええトコのオボッチャマ特有の、“ただ4年間遊びたかっただけ”という理解でいいんじゃないだろうか。

甲子園で優勝、数々のドラフトの誘いを蹴って大学にエスカレーターを選んだ斉藤。
一方田中は、甲子園で優勝できず、あろうことか当時最弱の“楽天”に指名され入団。

思わず「人生とは」と考えてしまうくらい、明暗のついた二人ではあったが、“あの野村”の下で、“ホンモノのプロ野球選手”に成長した田中。
一方斉藤は、六大学野球でソコソコの成績を残したみたいだが、明らかに劣化した“ただの22歳”
これで、ソコソコの一流企業にでも入社して、

「今後はアマ野球でプレーしますから」
ぐらい言えば、そら憎たらしいけどたいしたもの。
それが「あっさりドラフトから日ハム入団」って、笑えない冗談みたいなハナシ。
これで“早大卒”は、プロ引退後の“第2の人生”で有利に働くなんて言いやがった日には、である。
つか、そんな保険ばっかり掛けた“ヘッジファンドヘッジファンド”みたいな若者、ちっとも良いとは思えないのである。

“王子”といえば、二匹目の泥鰌の“ゴルフのほうの王子”は、すっかりメッキが剥がれてしまったみたいだ。
出てきた時からいけ好かないガキだったが、ジャンボ尾崎の頃からスター選手の輩出にばかり躍起になってきたプロゴルフ協会も、そろそろ限界ということだ。
客寄せパンダが居ればイイというハナシではないのである。
(ま、上野動物園はまたパンダで行くみたいだが。)

最初からメッキすら掛けられなかったのが、処女作でいきなり「第5回ポプラ社小説大賞」を受賞した“水嶋ヒロ”だろう。
しかも賞金の2000万円は辞退」と聞けば、その茶番は容易に想像が付く。

なんでも「第1回大賞作品」がブタコケ、以後“大賞該当なし”が続き、「ついに来年からは賞金が200万円に」というから、お互いに話題の欲しかった両者の利害が一致したワケなのだが、・・・

“大賞を2000万円で買い取った”という見方もできるワケで、それなら所得税贈与税のダブル課税は不可能なんだろうか。
茶番で世間を騒がせたペナルティとして、国税当局には是非とも検討して頂きたい案件である。

今頃“大賞受賞作品”を発注されたゴーストライター諸氏が、必死に原稿を書いている由。
せめて映画にでも出来るぐらいの仕上がりを、期待したいものである。

そんなワケで、中日とロッテが“日本シリーズ”を戦う今日この頃。
そりゃあ野球人気も無くなるというそういうハナシなのである。

とりあえず、オレは田中を応援したい。

深夜便で海外出張なんてヤだねぇ。。。

dubrock2010-10-24


今週は羽田空港の新ターミナルが開業した。
それがどんなもんだか、という野次馬だけで何万人も集めてしまう東京という街はスゴイもんである。

ところで、新ターミナルの“ウリ”は国際線の新路線就航である。
24時間営業である。
都心へのアクセスの良さである。

とはいえ、平日日中の“美味しい時間帯”は従来の国内線定期便で占められているので、国際線の目玉は早朝深夜の離発着となる。
「24時間」と言われても、到着時刻の兼ね合いがあるので、なかなかその通りにはならないというのが現実なのである。

そんな、苦しい中での“新ターミナル開業”。
そこで羽田が打ち出したモデルというのが、

通常通り仕事をして、
打ち上げを兼ねて一杯飲み
ラウンジでシャワーなど浴びて、
深夜便でパリへ。

13時間のフライトを経て、
早朝のパリに到着。

早々に業務を開始する。

というもの。

このプラン、決して不可能ではないが、・・・

正直、やりたいとは思わない。

というか、(行き先はドコであれ)出張での移動時間は、就業時間中にお願いしたいものである。

そんなワケで、海外出張はおろか飛行機での国内出張すら無縁の今日この頃。
空港整備特別会計が騒がれてから、慌てて羽田を整備してんじゃねぇよ、な、今日この頃なのでありました。

ところで、サラリーマンの出張といえば、新幹線料金とホテル代を会社から貰い、深夜高速バスで宿泊費もろとも浮かせて現地の風俗店を視察というのが王道中の王道。
バスが1時間も早着して早朝の蒲田駅に放り出され、

「リアルで凍死するかと思った」(# ゜Д゜)

なんてな経験を持つ方も多いのではないだろうか。

パリくんだりまで行って、朝から新聞紙に包まるのは御免だと思った、“羽田のビジネスモデル”なのでありました。

だから株屋の言うことは信用できない

エッソグループ(エクソンモービル)が、日本国内のガソリンスタンド(GS)事業から撤退するらしい。

エクソンモービル:日本国内のGS事業の大幅縮小検討
 石油業界最大手の米エクソンモービルが、日本国内のガソリンスタンド(GS)事業を大幅に縮小する方向で検討していることが1日、明らかになった。
人口減や低燃費車の普及でガソリン需要の減少に歯止めがかからないためで、地域ごとにGSの営業権を段階的に売却していくと見られ、手始めに収益性が低い九州地区にある約400店のGSの営業権の譲渡を伊藤忠商事など大手商社系の石油販売会社に打診している。
ガソリン需要低迷でエクソンの石油小売事業は苦戦しており、将来的に成長が見込めない日本でのGS事業から撤退する可能性もある。

 エクソンは全額出資の日本法人エクソンモービルを中核に「エッソ」「モービル」「ゼネラル」の3ブランドで全国に約4100の系列GSを展開。
エネオス」ブランドなどを展開するJXホールディングスグループ(約1万2000)に次ぐ規模となっている。

 しかし、ガソリン需要の減少でエクソン日本法人の業績(09年12月期)は売上高が前期比34.4%減の1兆3475億円にとどまり採算も悪化していることから、GS事業を縮小し、化学製品の製造販売など収益性の高い部門に経営資源をシフトさせることを検討しているとみられる。

 エクソンは全国で展開するGSの中でも収益性が低い九州地区(約400店)のGSの営業権の売却を急ぎたい方針で、伊藤忠商事三菱商事などの大手商社系の石油販売会社に打診。
交渉次第では、国内の他地区のGSの営業権売却も進める見通しだ。

 国内GS業界は需要減少に加え、価格競争の激化で収益が圧迫されており、各社ともGS統廃合を進めている。
00年度末に全国で約5万3700カ所あったGSは08年度末には約4万2000カ所に減少。経済産業省の石油製品需要見通しによると、ガソリン需要は14年度に、09年度実績比で14.8%も減少する見込み。
エクソンの今回の方針はGSの淘汰(とうた)や再編を加速させる可能性がある。【宮崎泰宏、米川直己】

毎日新聞 2010年10月1日 21時13分(最終更新 10月2日 0時46分)
http://mainichi.jp/select/biz/news/20101002k0000m020082000c.html?inb=yt

ちょっと前にスクープされたこの話、噂を追認する形で日本法人エクソンモービルのプレスリリースがあったみたいだ。

それはそれで結構大きな話題、なのだが、今日はこのソースに関連して配信された、このニュースに注目してみたいと思う。

JXホールディングス(5020)は後場に上げ幅拡大 「エクソンが国内ガソリンスタンド撤退」報道で競争環境緩和に期待感
石油世界最大手の米エクソン・モービルは、国内ガソリンスタンドを運営する石油小売り事業から段階的に撤退すると報じられたことが手掛かり材料に。


ガソリンなどの需要減少が止まらず物流・販売部門の営業権を売却すると伝わっているが、ガソリンスタンド展開で国内第2位のエクソンが撤退することで、競争環境緩和への期待感が広がっているもよう。


JXホールディングス(5020)の株価は14時58分現在、8円高の492円。

[NSJショートライブ 2010年10月1日 14時58分 更新]
http://mainichi.jp/life/money/kabu/nsj/news/20101001228400.html?inb=yt

競争環境緩和への期待感?

( ゜Д゜)ハァ?

この「8円高」ってのが、その期待感だってのか?

まあいい。
市場を独占して高値安定すれば、そりゃ収益も期待できるというものだが、油屋の経営者なんてそんなに頭良くない。
バブル景気に沸けば自分が乗るベンツは買っても、設備投資なんて一切しないバカヤロウ共なのである。
またぞろ、ワケの分からない新規事業にでも投資して、株主への還元まで回ってくることなど夢のまた夢となるだろう。

そういえば、原油高騰に沸いた数年前も、石油元売株が高騰していた。
曰く、

原油が高騰 → 売価上昇 → 収益アップ
という図式なんだという。
原油が上がって元売の収益がアップするのは、在庫の評価方法による。
すなわち、“油が上がって元売が儲かる”というのは、原油価格が安定的な右肩上がりを続ける局面でのみ有効であって、そんなの元売会社の収益体質と何ら関係しない“人まかせ”のことなのである。

それが、“買い”の材料になるとでも?

なのだが、まあこのテが、複数年と言わずとも期末までホールドしているとは言い難い。
どうせ、チョコっと上がったら利益確定の売りに出して、「ああ儲かった」ってそれだけのコトなんだろう。
だから、今日はこのニュースでお茶を濁す
そうやって回っている世の中、なんだろうけど、・・・

JOMOがENEOSになって、「近所のスタンドが全部エネオスになった」なんてな地区もあるみたいだが、これって消費者にとっては全くもって喜ばしくない。

“国内の商流は、商社がコントロールする”
(元売は、“精製”にだけ特化すればいい。)

って、もう10年も前に聞いたハナシだが、実現するのは何時のことか。
そんなコトを思い起こした、“エッソ、日本撤退”のニュースなのでありました。